『ウルトラセブン』に学ぶ自分の生き方①子供が抱いた違和感

『ウルトラセブン』のテレビ放映は1968年、私は2歳です。

だから、私が覚えているのは再放送で幼稚園から小学生の時に見たものです。

小学生ながら、違和感を覚えました。

『ウルトラマン』は、人類の生存に危機をもたらす怪獣を退治する勧善懲悪。

『ウルトラセブン』は、人類の生存に危機をもたらす宇宙人を退治する勧善懲悪のはずが、セブンは宇宙人の撃退を躊躇するシーンが多いのです。

全体的にムードが暗い。

話の中には、戦闘シーンが無かったり、怪物が登場しなかったりする。

人間に寄り添うような宇宙人と戦うことはできない。

マンは丸い目で肌は白。

セブンは細目で肌は赤。

後にウルトラ兄弟とされてしまいますが、子供ながらに兄弟であるはずがないと思った。

ウルトラマンセブンではなく、ウルトラセブンなのはなぜ?

宇宙人は、敵か味方か

不可解な物語が多い。

その違和感を解消する答えを見つけ始めるのは、私が大学生になってからでした。

『ウルトラセブン』をメインのライターとしてストーリーを創作したのは、金城哲夫。

金城哲夫は沖縄出身。

この当時の沖縄県は米国の領土でした。

沖縄から多くの爆撃機が飛び立ち、ベトナムを空襲していました。

『ウルトラセブン』と沖縄の関係。

次回は、『ウルトラセブン』の名作、「ノンマルトの使者」をご紹介します。

(人を大切にする経営学会:根本幸治)

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