経営人財塾での学びと実践
経営人財塾7期生の木村和彦と申します。
私は、株式会社ハチオウという産業廃棄物の収集運搬および中間処理を行う会社の役員を務めています。
このブログは、3月7日・8日に法政大学市ヶ谷キャンパス大内山校舎で実施された第7期プロジェクト研究発表会終了後の3月9日に書いています。発表会&謝恩会の余韻が残る午前中、濃いめの珈琲で無理やり脳を覚醒させながら、キーボードを叩いています。
さて、改めてこの1年間を振り返ると、「早かったな!」というのが率直な印象です。濃密で凝縮された1年間でした。4月の入塾以来、「人を大切にする経営」の『あり方』そして『やり方』を、毎月の座学、グループ研究、企業訪問、実地研修を通じて学ばせていただきました。特に、土曜日に実施された坂本会長の講義は、感覚的には1日で2日分の内容が詰まっているようで、いつも事前にご準備いただく膨大な資料に圧倒されました。残念ながら、予習復習が追いつかず、自宅の書斎にファイリングしてあるのが現状です。(しまった!これは内緒でした。)
全体研究では、7期生全員でテーマを決め、調査・研究を行い、先生方の助言をいただきながら、1冊の書籍を発行することができました。そして、上述したプロジェクト研究発表へとつながるわけですが、そのポイントは、通期の学びを活かし、いわゆる一般論ではなく、自社の経営課題に照らし合わせて、どのように問題解決を図ったのか、また今後どのように取り組んでいくのかをまとめることでした。
私は、テーマを『障がい者雇用の実現と定着支援について』に設定しました。これは、入塾の際に社長と相談し決めた、自社の課題でもあります。結論のみ記載すると、目標としていた障がい者雇用と一定の支援体制の構築は達成することができました。雇用開始から1か月が経過しましたが、毎日元気に仕事をしていただいています。また、指導側の社員も関連資格を取得し、配慮事項を学ぶことで、働きやすい職場環境づくりに創意工夫を重ねているところです。
卒塾は新たな始まりです。
学んだことをしっかり実践していくスタートラインに立ったばかり。当社が目指すべき方向性は、『強くて優しい価値ある会社』になることです。そのためには、まだまだ解決すべき課題が山積しています。改めて、経営人財塾で学んだ『あり方』そして『やり方』を、しっかりと現場に活かしていく所存です。
最後に、坂本会長をはじめ、月替わりでご登壇いただいた先生方、そしてコーディネーターの皆様には、多くの含蓄あるお言葉をいただきました。その中でも特に強く印象に残っているのは、
「進路に迷ったときは、損得のモノサシではなく、世のため人のためになるか否かで方向性を決めなさい。お天道様はいつでも見ているよ。」という言葉です。
今後も学んだことをきちんと活かし、正しい生き方をしていきたいと思います。
皆様、1年間ありがとうございました。
人財塾7期生
株式会社ハチオウ
木村和彦
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