人を大切にする経営学会 中小企企業人本経営(EMBA)プログラム第8期開講
4月11日(金)中小企業人本経営(EMBA)プログラム第8期が開講いたしました。今年は定員を大きく上回る40名が入塾され、これから月1回金曜日、土曜日一年間の熱い学びの時間が始まります。

入塾式の後の第一講義は31年連続黒字を継続している株式会社日本レーザーの近藤会長からいただきました。タイトルは「会社は仲良しクラブでいい~社員にとっても経営者にとっての共同体の基本~」としていただきました。

講義の内容は、
1.会社の目的は人を雇用することであり、仕事を通じて社員が成長すること
2.企業はいかなる環境においても黒字を出して、税金を払うことが役割
3.会社は成長・進化しない限りつぶれる運命にある
4.人を大切にする経営の基本は雇用の維持
5.雇用の維持と楽しく働くことの両立をいかに実現するか
6.経営環境、労働事情の変化に対応して変化すべき制度とは
7.コロナ禍が変えた働き方は?在宅勤務とフリーアドレス
8.社長が変われば会社は変わる、多様な人財を活用することはなぜ必要か?
最後に人を大切にする経営において必要な3つの意識についてお話しいただきました。①身の回りで起こることに対して絶対に他責にしない圧倒的な当事者意識②自分を信じて仲間を信じて健全な危機意識③利他の気持ちで仲間意識 この3つの意識が大切である。最後に「皆さんトランプ関税がどうなっても、なんとかんります、むしろ大きなチャンスですよ」
その後の懇親会は天彦産業の樋口会長から恒例の講和があり大盛り上がりでした。

2日目、4月12日は坂本学会長から終日ゼミ形式にて講義をいただきました。初回のゼミでしたが内容は盛りだくさんでした。数十社の事例企業の紹介、トランプ関税など国際情勢について、新卒の賃金動向など企業動向、5月に出版される経営学用語辞典についてなど最新のトピックスについて人を大切にする経営の視点から分析、共有いただきました。

次回に向けて怒涛のように8500社訪問した事例企業から600社の優良企業の調査・研究を行っていきます。その他にも毎回の日本でいちばん大切にしたい会社を研究・発表するグループ研究、一年を通じて一つのテーマを研究し書籍化する全体研究、全国の優良企業の視察研究など講義時間外での活動も進んでいきます。
ここから受講生の皆さんは一年間で大きく成長していきます。 (人を大切にする経営学会 事務局次長・株式会社サクシード水沼啓幸)
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