「人を大切にする経営学用語事典」の執筆

2015年に法政大学大学院坂本光司ゼミ(社会人向け修士課程)に入学して以来、坂本先生から当事典の構想を聞かされていました。

ゼミ(研究室)で毎年の執筆を担当してきましたが、事典となるとどうなるものか、遠い目標だと思っていましたが、坂本先生は今回も困難を乗り越えて実現してしまった。

この企画に、坂本先生が多くの人を巻き込んで実現してしまったことに、スゴイと思いました。

私がゼミに入ったのは、先生の言う理想は本物なのかを、この目で確認したかったからです。

私は野村證券(野村アセットマネジメント)にファンドマネージャーとして在籍していた2001年に、出張先のニューヨークで911テロに被災しました。あの映像にある崩壊するワールドトレードセンターで働いていたのです。これで価値観が180度変わった。

資本主義に疑問を抱き、お金ではなく人への関心が強まりました。

ゼミ在籍時に坂本先生が言いました。

「悪の帝国なんか辞めてしまえ」

私は「ハイ」と答え、ホントに辞めてしまいました。

嫁は納得しませんでしたが・・・

人を大切にする投資とは何か?

第9章  株主・投資に関する用語。                                  私が担当しました。この章を掛ける人がいない、と事務局から聞いていました。           50単語を3週間で書き上げました。                               

追加で12章の15単語も担当させていただきました。                               仕事が早いからと査読も71単語を担当させていただいた。

一般的に抱かれている経済用語の常識的知識を根本的に揺り動かす、2025年の新提言。             ずっしり重い事典をお手に取ってください、絶賛発売中、よろしくお願いいたします。             (人を大切にする経営学会:根本幸治)

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