人財塾での学びについて

 愛知県東海市の社会福祉法人檸檬の宝地章浩です。よろしくお願いします。人財塾では第7期生として1年間貴重な時間を過ごさせて頂きました。
 3月に人財塾が終わって、4月からは人財塾を無事に完走できた安堵感と、東京へ通うことがなくなった寂しさとで少し変な気分でしたが、日々LINE等を通して、同期の皆様が当時の熱量そのままに活動的に過ごされている様子を拝見する度に自分も頑張らねばと刺激を頂いています。
 さて、当法人では昨年、喜ばしい事が2つありました。
1つめは、障害者雇用に関する優良な中小事業主に対する認定制度である「もにす認定」、2つめは、魅力ある介護現場を表彰する「令和6年度公益財団法人介護労働安定センター理事長表彰」を頂きました。これらの賞は、先輩職員が人財塾で学んだ「人を大切にする経営」を実践してきた成果だと感じています。
 また、今年の5月には一昨年、昨年に引き続き「経営方針発表会」を5回に分けて開催させて頂きました。職員はもちろん、入居者のご家族、関係企業様にも多く参加して頂くことができ、私も人財塾で学んだことについて話をさせて頂くことができました。法人の「経営方針書」の中にも、5方よしの経営、尊徳の経営について記載させて頂いており、法人全体で人を大切にする経営を志し、取り組むことができるようになってきたと実感しています。
 介護業界は、まさに2025年問題の真只中にあり、2040年問題ももうすぐそこに迫っています。間違いなく介護現場でも働き手が不足する中、より多様なニーズに応えていかなければなりません。そんな中でも職員がより働き甲斐があり、働きやすい職場環境を目指す為に、介護DXによる業務効率化、生産性向上を目指しICT機器の導入もすすめてきました。今後は、腰痛予防対策として天井走行リフトなどの介護ロボットの導入も目指し、また、人員不足に対応する為に外国人の雇用も積極的に行っています。
 1年間、経営人財塾を通して学んだ『5方よしの経営』を実現する為には、まだまだ道半ばで今後も一生懸命取り組んでいく必要がありますし、学び続けていかなければならないと思っています。当法人の理念である『会えて良かった』にあるように、当法人に関わる全ての人が幸せになり、施設の利用者様やそのご家族様に、利用して良かった、会えて良かったと思われる法人、施設を目指し取り組んでいきたいと思っています。

人財塾7期生
社会福祉法人檸檬
宝地章浩

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