働く仲間と幸せになる言葉
チームワークを築き、働く仲間と幸せになる言葉がけは、感謝・承認・ねぎらい・励まし・気遣い——これらの言葉を状況に合わせて伝えることが大切です。
当社は新社長が就任し、新しい体制で進めていく中で、本業の鉄鋼流通業と新たな領域への挑戦を進めています。40数名の仲間たち、そして中国・タイの子会社の仲間たちと共に、150年の歴史のバトンをつなぐ役割を担うため、日常のキャッチボールの中で交わす言葉を大切にしたいと思います。
先日マレーシアに出張した際、お客様と仕事終わりに会食をさせていただきました。参加されていたお一人で、当社の窓口をしてくださっている方がこう仰っていました。
「早く定年で引退したいのだけれど、社長がいいやつだから続けているんだ。いつも話し合って、色々なことを一緒に考えて進めていくことができるから良い。本当にいいやつなんだ。」
チームワークにおけるトップダウンは「上意下達」の意思決定スタイルであり、経営層が決定した方針や指示を現場に伝え実行していくため、迅速な意思決定が可能で、組織としての一体感を醸成しやすいというメリットがあります。
その反面、一方的な指示では現場の意見が反映されにくく、社員のモチベーションや創造性の低下につながるリスクもあります。
彼らが実践している対話型リーダーシップが機能していれば、ゴールに向かって質の高い意思決定ができ、質の高い協働性を発揮してビジネスを進めることができます。
こうした良い仲間関係の姿を見ると、清々しく気持ちが良いなと思います。私も、対話をする努力を怠らないよう日頃から気をつけたいです。
人財塾7期生
株式会社天彦産業 伊藤美保

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