自慢できる社員はどんな社員ですか?
ある日の夕方、私の会社の目の前にあるスイミングスクールに行くためのバス停に、お母さんと小学生低学年くらいの男の子がバスを待っていた。
男の子は体の半分くらいあるプールバックをもってニコニコ顔でお母さんと話しながら待っている姿を、私は会社の2階の窓から微笑ましく眺めていた。
すると、突然夕立が降り出し、あっという間に大雨になってきた。
私は、ふとこの大雨であの親子は大丈夫かと会議を抜け出して、窓際で親子をみるとなんとも驚く光景があった。
なんとわが社の30歳のコンサルタントが、会社のおき傘を渡してあげていたのである。
ちょうど、お客様のところへ訪問し、帰り際にこの親子をみかけて掃除ロッカーにしまってある傘を渡したようだ。すぐに雨がやみそうもなかったので、貸すのではなくあげたそうだ。
私は、この社員の行動をとても誇らしく思った。
経営に必要な売上や納品などとは全く関係ないかもしれないが、自然に目の前の困っている人に親切にできるというのは、社会人以前の人間としての価値である。
ちなみにこのコンサルタントはお客様からの評価も高く、会社に大きな貢献を果たしている社員である。
この事柄は、社員の前で発表し、模範となる行動であると敬意を表した。
後日、傘を返しに来てくださったお母さんが、感謝の気持ちを会社宛にしてくれたのは言うまでもない。
会社の売上や利益が上がるよりも、何倍も嬉しい出来事であった。
人財塾8期生・㈱サクシード 市川優

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