この一年を振り返る

劇団水曜日のストロベリー黒崎です。

昨日までの春合宿が有意義に終了しました。
合宿委員の皆様、大変にお世話になり有難うございました。

オタフクソースでは専務や取締役から直接、お好み焼きの焼き方を学んだり、
前代未聞のハプニング(ここでは書けないので参加者に聞いてください)が
起きたり、これまで以上に変化に富んだ合宿となりました。

それにしても、事前配布されたCSR報告書を読み込んでお礼の挨拶に引用し、
その日の夜には締め切りの原稿内で当該企業を紹介するという、坂本先生の
”予習・復習”の深さには驚きです。

ゼミ生の誰よりもご多忙の筈なのに、真似のできない熱意と行動です。
そうして日々、ファンと人脈を増やしてゆくのだと、改めて感心しました。

さて、M1での劇団水曜日としての投稿は本日が最後になると思いますので、
この一年を振り返ってみることにしました。

私はCSR(特に環境、安全衛生)の仕事に従事してきましたが、これまでは
企業目線で欧米型のガバナンスやマネジメントを追及してきました。

それが、坂本ゼミに入り、”社員”側視点が生まれたことには我ながら驚きです。

ある時、中小企業で安全講和をした際に、日本レーザーの近藤社長から伺った、
「愛の反対は無関心」 を引用したところ、管理監督者の方々にかなり響いたらしく、
その会社の流行語になりました。

そして、部下に対するコミュニケーションが格段に良くなったそうです。
そのためか、労働災害も確実に低下傾向を見せています。

私自身、新境地が開けた気がしています。

そして、もう一つ、伊那食品にお伺いした際にお聞きした
「わが社は性善説という名のコストダウンに取り組んでいます」 という言葉には、
ガバナンスやマネジメントと対極の意味があり、かなり強い衝撃を受けました。

この二つの言葉だけでも入学した甲斐があったと言えそうです。

その他に、夏合宿も強烈なインパクトがありました。

夏合宿で訪問してお話を伺った、気仙沼で労基署からも失業手当が出るからと
解雇を勧められたのに絆がなくなるからと雇用を守った阿部長商店さんや
仮埋葬したご遺体を掘り起こして再埋葬した清月記さんの話が思い出されます。

私は見やすい場所に阿部社長や菅原社長の名刺を置いて、折に触れて目にし、
負けずに頑張ろうと自分に言い聞かせています。

尊敬する坂本先生、偉大なる先輩方や共に学ぶ同級生に恵まれ、加えて
多くのいい会社から学ぶことができ、本当に幸せな一年間でした。

M2になりましたら、インプットだけでなく、アウトプットを増やして参りたいと
考えておりますので、ご支援をよろしくお願いします。

なお、来週は劇団水曜日の大御所、悪マサさんの登場です。

M1 黒崎

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