いい会社とISO

劇団水曜日の黒崎です。

先週のゼミでは、株式会社エイトの白柳社長にご講演いただきました。
人を大切にする経営が業績向上に結びつくことを体現する素晴らしい経営を
学ぶことができました。

白柳社長は、その中でISO(国際規格)の認証取得の話もされました。
同社は、品質・環境・情報セキュリティーのISOの認証を取得されています。
白柳社長は、お金を払って外部の目で審査してもらうことが企業の成長に
繋がった、と話されましたが、ISOの審査やコンサルティングを仕事の一つと
する私としてはとても嬉しい話でした。

多くの企業がISOの認証を取得していますが、そのうちの半数くらいの企業は、
取引のために「認証書」を得ることのみが目的となり、自社の成長には役立てて
いない現状があります。

本や優れた会社から愚直なまでに学ぶことを大切にしている白柳社長は、
おそらくISO審査員の所見にも真摯に耳を傾けていることでしょう。

このような会社であれば、審査する審査員も楽しいだろうと羨ましく感じました。

ところで、そのISOですが、今週はたまたま二つの国立大学で学生に3日間、
講義をする機会がありました。

これから就活をし、また就職して仕事をする学生たちに、単にISO(マネジメントシステム)
の説明のみならず、「いい会社」の視点からも解説を加えました。

講義の論点も大学院に入る前とは変わっていることに我ながら新鮮な驚きを
感じました。

坂本先生やゼミ生の皆さん、そして多くの「いい会社」が私と私の仕事に
良い影響を与えてくれているのだと感謝しております。

M2 黒崎

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