行徳哲男の野鴨たれ!

法政大大学院 坂本光司ゼミ 修士1年 根本幸治

行徳哲男先生(82)に2年ぶりに会い講演を拝聴した。

坂本先生が弥勒菩薩なら、行徳先生は不動明王だ。

テニスの松岡修造に熱血を入魂した師匠としても有名。

毎度おなじみの野鴨のお話(IBMの社訓=実存優位)を下記に記す。

君たちは積極的に生きているか?
君たちは毎日が楽しいか?
君たちは自分のことが好きか?
君たちは自分自身の好き嫌いに応じて行動しているか?

NOと答えるのは、性格や能力の問題ではなく平和ボケしたからだ。
人の目を気にしてばかりで自分の生き様を持っていない。
考えるな、感じて即に行動せよ。
問題を解決に導くのは行動であり、思考ではない。

野生の鴨は1週間食べず寝ず赤道を越えて一気に1万kmを飛行する。
降り立った地で、もし人に餌を与えられれば、狩りを忘れて安楽する。
餌を与えてくれる主人が死ぬと、鴨は食べることができなくなる。
洪水が起こったとき、飼い馴らされた鴨は飛ぶこともできず溺れ死ぬ。

つらいこと、嫌なことは過去に起因する。
過去から現在に流れる時間と悪縁を自ら断て。
あるがままに、ただ今を生きろ。
陽気に元気に活き活きと高笑いして暮らせ。

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