あわしま堂さんの経営理念
坂本ゼミでは、班ごとに企業研究発表を毎回行っています。
つい先週、私は愛媛県のあわしま堂さんについて発表しました。
西日本最大級の菓子製造卸しの会社です。
あわしま堂さんは経営理念を変更しています。
以前の経営理念は、「日本一美味しいお菓子を安くつくろう」というものでした。
実際、あわしま堂さんは機械化による和菓子の大量生産を実現し、低価格な製品をGMSやコンビニに提供し、
理念に沿った事業を行っていました。
ところが、安くつくろうという思いが強くなりすぎて、
美味しいお菓子をつくるという本来の目的が忘れがちになってきたそうです。
そこで、社員とともに何度も企業理念を考えて、最終的に決まったのは、
「美味しさつくり 笑顔つくり」でした。
美味しいものをつくれば、顧客も社員も家族もみんな笑顔になる。
その笑顔の輪を広げるのが当社の使命、という思いを込めたそうです。
変更後の経営理念の方が、素敵に感じられます。
私が社員だったら、当社の社員でいることに幸せを感じるし、誇りが芽生える気がします。
つまり意識が変わります。意識が変わると行動が変わります。行動が変わると会社も変わります。
経営理念を変えてから、会社がいい感じになったと記してありました。
経営理念は、いわば、会社の定義です。
経営理念の価値を思い知りました。
M2 本田佳世子
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