あと1か月、今年も
野口具秋です。
4か月ぶりに、ベランダからの視界が開けた。
今日は眩しい日差しが新鮮です。
建物を覆っていたネットが外され、
遠く池袋方面まで何とか見渡せます。
足場を外す若い作業者は50cmもない通路を
事もなげに重い鉄の枠を運んでいます。
10階から見下ろす景色は半端でない。
仕事中はまったく私語を交わさない
若者の姿に畏敬の念さえ持ちます。
ありったけのクリスマスツリーをリビングに飾り付けました。
みんな気分良さそうに並んでいます。
飛びつく猫も、はしゃぐ孫も、子もいないのですが、
気分は若やいで良好です。
部屋の大掃除を始めます。
壁や天井のほこりを化学雑巾で拭っていきます。
白さが蘇ります。
夏は水回りのリフォーム、
マンションは全面リフォームがもう少しで終わる。
綺麗にして来年の年男を迎えなければ。あと1か月だ。
隣りの席では、春合宿の打ち合わせを久保田さんたちが
真剣に相談しています。
弓場君や根本さんらとパクパク食べて飲んでいます。
まったく下戸な弓場君が養命酒で焦りまくったと笑いを誘っています。
本日は紹興酒になり、ママさんが気前よく年代物をサービス。
女性陣も気分よく盃を空けていきます。
ゼミ運営で盛り上がります。
みんなみんな偶然に居合わせて、もっと学び、
幸せを共有したいと思っています。
12月になると、喪中のはがきが沢山届きます。
親しく付き合った友の名が。しばし呆然自失の状態になりました。
同窓会で会うのが楽しみだったマドンナが突然亡くなった。
新入生時代、独身寮で青春を過ごした同僚が
「70歳まで頑張る」と言いながら、見ずして力尽きまさした。
最後の声が耳に残る。
ビジネスを離れ、遊び仲間として、アウトドアーライフに興じた
粋人ドクターは惨めな病体を見せたくないと誰にも知らせず、
1年間戦って逝きました。
みんな、もう1度会いたかったよ!
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