愛知県一宮市の「たんぽぽ介護センター」の筒井健一郎社長にインタビューをさせていただいた
修士論文の執筆で
今日は愛知県一宮市の「たんぽぽ介護センター」の筒井健一郎社長にインタビューをさせていただいた。
開設から13年で社員・スタッフは10か所でおばあちゃんおじいちゃんと、共に生き生き働いている方が630名。
成功の秘訣は、10名の職場だと15名の職場にしたところ。
介護施設なので行政の基準があり10名が基準だと10名を採用したが、女性は家庭を大切にするので子供が熱を出したりし急遽休むことが多いので穴が空いて仕事が回らない。
1.5倍から1.2倍を採用することにした。
親の介護で休んだりすると他のスタツフが休んだ時はがんばる。スタッフによる支え合いが生まれる。定年はない。
毎月のスタッフの応募が1年前は40名あり6~7名を採用、トヨタ好調の影響か、今年は20~25名が応募からやはり6~7名を採用。
採用は筒井社長との面談、役に立ちたいというような意思の方を採用。お金になるは不採用。
Facebookを活用されている。10施設毎に毎朝、おばあちゃんおじいちゃんやスタッフの笑顔の写真を掲載している。
毎日見ているのはおじいちゃんおばあちゃんの家族。もちろんスタッフの家族も見ている。
私の論文テーマは「東海4県下で日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞企業の社長は会計事務所に何を求めているか」。
創業時に知り合った公認会計士から、経営者のあり方等の大切さを筒井社長と経理の担当者と共に聴き、内部牽制体制がしっかりしているので、決算・申告のみ会計事務所に依頼している。
ほとんどの会社は内部牽制が未完成なので、毎月の巡回監査は必要だ。
本日で大賞受賞企業5社と似たような社長10名にインタビューをさせていただいた。
脱税・粉飾する考えの社長は一人もいなかった。
が、誤魔化してまともな会計事務所に替わっている企業も後は絶たない。
雨で寒い中、玄関の外で私の姿が見えなくなるまで見送っていただいた。少ないが、本物の人間の共通点だ。
法政大学大学院、坂本光司教授の「日本でいちばん大切にしたい会社」を読んだことも優しい会社への歩みにつながった。
同じ「あさ出版」さんから写真の本を教授が推薦文を書いている。本の紹介を二度させていただいたがおすすめする。
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