石川県能美市の自然派化粧品「ルバンシュ」さん

石川県能美市の自然派化粧品「ルバンシュ」さん。
千田社長始め社員の皆さんの優しさを感じます。

2016年12月20日 (火)
熊本の被災地にハンドクリームを届けてきました。

千田です。今年4月に金沢星稜大学・経済学部の岸本秀一教授から、「うちのゼミ生が今年女性が多いので、ルバンシュさんと一緒に何か商品開発できないですかね?」と依頼がありました。もう少し詳しく聞いていくと、「出来上がった商品を熊本の被災地に届けたい」と。

ルバンシュでは、ドライシャンプーを開発した5年前より、同製品の売上の一部を東日本大震災で被災した地域に、義援金として毎年拠出してきました。

ですから、今回の“熊本の被災地に届けたい”というお言葉に即反応し、「ぜひやりましょうup」と私のやる気スイッチが入りました。

その後、私が星稜大学さんにお伺いしたり、学生さんがルバンシュに来てくれたりと、打ち合わせを何回も繰り返し、最終的に“ハンドクリームを冬に届ける”ということになりました。

石川県の素材を使用してほしいと要望があったので、加賀野菜や能登のブルーベリーなどを配合した畑の国のアリス ハンドクリームの処方をベースに、被災地に届けるという目的に合った地元素材を一つ、私から提案しました。

能登の無農薬ラベンダーから採れるラベンダーの精油です。ラベンダーには、心を癒してくれる働きがあり、仮設住宅で暮らす方々の心の癒しにもなればと思い、学生さんに提案したところ、みんな賛同してくれたので、ルバンシュでは珍しく香りのあるハンドクリームを作ることになりました。

すでに、能登のラベンダーの精油は、ルバンシュの入浴剤・金時草の湯に配合されていて、とても好評をいただいているので、きっと熊本の方々にも喜んでいただけると、密かに自信はありました(^_^)

今月に入りハンドクリームの製造を行ったのですが、星稜大の学生さんにルバンシュの工場に入っていただき、容器充填した後のボトルにラベルを貼る作業を行っていただきました。実際に、製造に携わってもらうことで、より製品に愛着をもってもらえると思ったからです。とても熱心にそして丁寧に、一つ一つラベルを貼ってくれました。

そんな製品に、学生たちが直筆で一つ一つ思いを綴ってくれました。そして、完成したハンドクリームを星稜大の岸本教授とゼミ生11名が電車で熊本まで運び、益城町の仮設住宅を手分けして1軒1軒回り、手渡ししてくれました。

仮設住宅で暮らす方々の話を聞いて、涙する学生さんもいたそうです。私たちが心を込めて製造したハンドクリームを、学生たちが遠い現地にまで出向き、思いを込めて手渡ししてくれたことがとても嬉しくて、今回のプロジェクトに関わることができて本当に良かったです。

星稜大の岸本教授とゼミ生の皆さんに心から御礼申し上げます。
お疲れさまでした。そして、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です