研究会

前回、僕のブログにコメントが届いておりました。

これまで、自分のブログが大勢の方々に見られているという事は理解していましたが、
コメントを戴いたことにより、実感した次第でございます。

ついに、先週の土曜日に障害者雇用研究会がスタートしました。
第1回目ということで、障害者の定義など基本的な事を勉強したわけですが、
第1回目にふさわしく、とても意義深い研究会であったと思っております。

これまでも「弱者にやさしい会社」について色々と議論してまいりましたが、
第1回目の研究会を通して、これまで僕が持っていた、
障害者と呼ばれる人たちへの認識は間違ったものであったと気づかされました。
 
これまでの僕の認識では、障害者という言葉を非常に狭い範囲で考えており、
適切な表現ではないかもしれませんが、この問題に関して外側から取り組んでいるような、
心の奥のどこかで、自分と障害者の間に敷居を設けていたように感じたのです。

僕の誤った認識を変えてくれたのは、ある方の勇気ある発言でした。

その発言がきっかけで「障害者と健常者を分ける線引など本来できるものではなく、たまたま引かれた線によって区別こそされていますが、線が少し動くだけで、誰もが障害者になりうる可能性があるのだと」認識を改めました。

もちろん、現在の認識も真理からは遠く離れた不完全なものであることは自覚していますが、
認識を改めた時、これまで以上に障害者雇用の問題に関して真剣に取り組み、
世の中を変えなくてはならないと強く感じました。

世の中には、障害者と呼ばれる方々に対して、僕のように誤った認識を持っている人が多くいると思いますし、そういった誤った認識を持つ人々に気づきを与えるといった意味でも、この研究会が持つ意義というものはとても大きいものだと感じます。

そしてこの研究会を通して、僕自身も少しでも真理に近づきたいと感じた次第でございます。

立石

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「研究会」への1件のフィードバック

  1. こんにちは。
    遅ればせながら、ブログを拝見しています。
    障がい者の方と健常者の方の間の線引きなんて、「ない」と
    私も思います。
    障がい者であれ、健常者であれ、
    一人の人間として、その方をじっと見つめれば、
    その方がやりがいを持ってその方の持つ能力を発揮する場が
    必ず見つけられると私は思います。
    企業という公器が、個人の誇りある活躍の場を提供する機能を
    積極的に担っていくことで、その企業は強くなり、
    またそういった会社が増えれば、
    社会の幸福度も向上するものと考えます。
    すみません。突然のコメント、長文駄文、失礼しました。