中村ブレイスさん

法政大学大学院 坂本 光司ゼミ、坂本教授が3月で70歳で定年退官となるので、最後の春合宿となる。

最終回は「日本でいちばん大切にしたい会社」1に掲載された中村ブレイスさん始め2泊3日(最後の1日はオプション)の島根県の合宿となる。
40数名の参加となる。

残雪はあると思われるが天気は良さそうだ。

中村社長、毎日経済人賞をネットから拾った。

「偶然にびっくり」 中村ブレイス社長 /島根
毎日新聞2017年2月24日 地方版
 「偶然なことに、びっくりしています」--。第37回毎日経済人賞を受賞した大田市大森町の義肢装具メーカー「中村ブレイス」社長、中村俊郎さん(69)は、同時受賞者が第一生命ホールディングス(HD、東京)の社長となったことに感慨を抱く。
約45年前、アメリカ修業に必要な渡航費を、第一生命の保険を解約して工面したからだ。創業前の苦労と共に、懐かしく思い出している。

 中村さんは、地元の大田高校を卒業後、京都の義肢装具会社に就職した。
先進地である外国での修業の必要性を感じ、1972年に渡米を決意した。
当時は経済的に苦しく、渡航費用捻出のための苦肉の策が、加入していた生命保険の解約だった。
これで渡航費の大半が賄えたという。中村社長は「普通だったら渡航時に生命保険に入らなければいけないのに、逆に解約して渡航費にした」と当時24歳の自身の決断に苦笑いする。

約2年間の米国修業を経て帰郷し、74年に創業。自社を世界に顧客を持つ企業へと育て上げた。
「(解約返戻金の)お陰でアメリカへ行けた。
これがなければ今の中村ブレイスは存在していなかった」と振り返る。
24日の同賞贈呈式で顔を合わせる第一生命HDの渡辺光一郎社長に、この不思議な縁をそっと語るつもりだ。【関谷徳】

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