3大銀行がリストラに走り始めた。

銀行員出身の栃木県宇都宮市の「サクシード」の「水沼啓幸」社長のブログから。

銀行員の置かれている状況を知って銀行員と話しをして欲しい。

水沼社長は40歳だが、64歳の私も学ぶことが多い。

法政大学大学院 坂本 光司ゼミで知り合った。

先行研究論文とした水沼社長の論文も役にたった。

銀行のビジネスモデル
投稿日時: 2017年10月30日 銀行員出身の栃木県宇都宮市の「サクシード」の「水沼啓幸」社長のブログから。

銀行員の置かれている状況を知って銀行員と話しをして欲しい。

水沼社長は40歳だが、64歳の私も学ぶことが多い。

法政大学大学院 坂本 光司ゼミで知り合った。

先行研究論文とした水沼社長の論文も役にたった。

銀行のビジネスモデル
投稿日時: 2017年10月30日
3大銀行がリストラに走り始めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00000001-fsi-bus_all

低金利とフィンテックの台頭による環境変化を受けて大手メガバンクは大幅な人員削減計画を発表。
希望退職等による人員整理は行わないが採用を抑制して付加価値の高い業務に人を再配置すると発表。

今の金融機関を3つの視点から思うところを述べてみる。

・行員のモチベーションが低下している
多くの金融機関で若手金融マンの離職が相次いでいる。希望がない、未来がないとの理由からあっさりと職を辞すという。
旧態依然とした上意下達な組織はもはや限界が生じ環境変化に敏感な若い職員ほど辞めていく。
とうぜん、残った人間のモチベーシションも低く。半沢直樹のような熱い金融マンは年々少なくなっている。
当然低いモチベーションでいいサービスができるとは到底思えない。

・銀行は時代の役割を終えてしまった
日本の銀行は押し並べてかつての商業銀行の域を脱していない。
いまだに預金を集め融資をして利ザヤを稼ぐモデルがメガバンクから信用組合まで規模は違えども同じである。
そのため、特色もなく顧客目線にもなっていない。
顧客が望まないサービスや代替えがきくサービスは年々ネットに置き換わっており。何もこの点は金融機関だけがさらされているわけでもない。
しかしながら一番対応すべき金融機関が何よりも遅れている。
金融機関にありがたみを感じている経営は思ったよりも少ない。

・新たな事業は融資による資金調達を必要としない
多くの企業を支援している実感としてこれまでのような大きな設備投資や借入を行っての事業は今後起こりにくい。
銀行のビジネスモデルは情報の非対称性が成り立つ事態に効果を発揮したモデルで、ネットを活用してリーンに事業立ち上げた資金調達が可能になる時代には成り立ちにくいモデルである。
今後、銀行融資を必要とする事業は益々減少していくだろう。
融資をメインの収益にする事業で今の銀行が今の地位を維持するのは至難の業である。

しかし、その中でも生き残る金融機関は確実にある。
かつてドラッカーはその著書の中で金融事業者で生き残る事業者は2つであると述べていた。

一つは世界一、業界一位のサービス提供ができる金融機関。
それともう一つは顧客に寄り添い顧客を知り尽くした金融機関。
後者は多少ノウハウやスキルが劣っても生き残ると述べていた。

実際に事例を挙げると。
・稚内信用金庫
・但陽信用金庫
・東邦銀行
等は法政大学大学院の政策創造研究科、坂本光司研究室でも際立った取り組みを

行って地域の支持を得ている。学ぶべき金融機関と言えるだろう。

但陽信用金庫の桑田理事長が16日開催される、日本でいちばん大切にしたい会社大賞の授賞式で、[人にやさしい経営]のタイトルで講演する。
えっ、こんな銀行があるんだ、わが町、市にもあればと思うだろう。
また、東邦銀行は授賞企業だ。

写真はネット等から。

銀行員出身の栃木県宇都宮市の「サクシード」の「水沼啓幸」社長のブログから。

銀行員の置かれている状況を知って銀行員と話しをして欲しい。

水沼社長は40歳だが、64歳の私も学ぶことが多い。

法政大学大学院 坂本 光司ゼミで知り合った。

先行研究論文とした水沼社長の論文も役にたった。

銀行のビジネスモデル
投稿日時: 2017年10月30日
3大銀行がリストラに走り始めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00000001-fsi-bus_all

低金利とフィンテックの台頭による環境変化を受けて大手メガバンクは大幅な人員削減計画を発表。
希望退職等による人員整理は行わないが採用を抑制して付加価値の高い業務に人を再配置すると発表。

今の金融機関を3つの視点から思うところを述べてみる。

・行員のモチベーションが低下している
多くの金融機関で若手金融マンの離職が相次いでいる。希望がない、未来がないとの理由からあっさりと職を辞すという。
旧態依然とした上意下達な組織はもはや限界が生じ環境変化に敏感な若い職員ほど辞めていく。
とうぜん、残った人間のモチベーシションも低く。半沢直樹のような熱い金融マンは年々少なくなっている。
当然低いモチベーションでいいサービスができるとは到底思えない。

・銀行は時代の役割を終えてしまった
日本の銀行は押し並べてかつての商業銀行の域を脱していない。
いまだに預金を集め融資をして利ザヤを稼ぐモデルがメガバンクから信用組合まで規模は違えども同じである。
そのため、特色もなく顧客目線にもなっていない。
顧客が望まないサービスや代替えがきくサービスは年々ネットに置き換わっており。何もこの点は金融機関だけがさらされているわけでもない。
しかしながら一番対応すべき金融機関が何よりも遅れている。
金融機関にありがたみを感じている経営は思ったよりも少ない。

・新たな事業は融資による資金調達を必要としない
多くの企業を支援している実感としてこれまでのような大きな設備投資や借入を行っての事業は今後起こりにくい。
銀行のビジネスモデルは情報の非対称性が成り立つ事態に効果を発揮したモデルで、ネットを活用してリーンに事業立ち上げた資金調達が可能になる時代には成り立ちにくいモデルである。
今後、銀行融資を必要とする事業は益々減少していくだろう。
融資をメインの収益にする事業で今の銀行が今の地位を維持するのは至難の業である。

しかし、その中でも生き残る金融機関は確実にある。
かつてドラッカーはその著書の中で金融事業者で生き残る事業者は2つであると述べていた。

一つは世界一、業界一位のサービス提供ができる金融機関。
それともう一つは顧客に寄り添い顧客を知り尽くした金融機関。
後者は多少ノウハウやスキルが劣っても生き残ると述べていた。

実際に事例を挙げると。
・稚内信用金庫
・但陽信用金庫
・東邦銀行
等は法政大学大学院の政策創造研究科、坂本光司研究室でも際立った取り組みを

行って地域の支持を得ている。学ぶべき金融機関と言えるだろう。

但陽信用金庫の桑田理事長が16日開催される、日本でいちばん大切にしたい会社大賞の授賞式で、[人にやさしい経営]のタイトルで講演する。
えっ、こんな銀行があるんだ、わが町、市にもあればと思うだろう。
また、東邦銀行は授賞企業だ。

写真はネット等から。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171029-00000001-fsi-bus_all

低金利とフィンテックの台頭による環境変化を受けて大手メガバンクは大幅な人員削減計画を発表。
希望退職等による人員整理は行わないが採用を抑制して付加価値の高い業務に人を再配置すると発表。

今の金融機関を3つの視点から思うところを述べてみる。

・行員のモチベーションが低下している
多くの金融機関で若手金融マンの離職が相次いでいる。希望がない、未来がないとの理由からあっさりと職を辞すという。
旧態依然とした上意下達な組織はもはや限界が生じ環境変化に敏感な若い職員ほど辞めていく。
とうぜん、残った人間のモチベーシションも低く。半沢直樹のような熱い金融マンは年々少なくなっている。
当然低いモチベーションでいいサービスができるとは到底思えない。

・銀行は時代の役割を終えてしまった
日本の銀行は押し並べてかつての商業銀行の域を脱していない。
いまだに預金を集め融資をして利ザヤを稼ぐモデルがメガバンクから信用組合まで規模は違えども同じである。
そのため、特色もなく顧客目線にもなっていない。
顧客が望まないサービスや代替えがきくサービスは年々ネットに置き換わっており。何もこの点は金融機関だけがさらされているわけでもない。
しかしながら一番対応すべき金融機関が何よりも遅れている。
金融機関にありがたみを感じている経営は思ったよりも少ない。

・新たな事業は融資による資金調達を必要としない
多くの企業を支援している実感としてこれまでのような大きな設備投資や借入を行っての事業は今後起こりにくい。
銀行のビジネスモデルは情報の非対称性が成り立つ事態に効果を発揮したモデルで、ネットを活用してリーンに事業立ち上げた資金調達が可能になる時代には成り立ちにくいモデルである。
今後、銀行融資を必要とする事業は益々減少していくだろう。
融資をメインの収益にする事業で今の銀行が今の地位を維持するのは至難の業である。

しかし、その中でも生き残る金融機関は確実にある。
かつてドラッカーはその著書の中で金融事業者で生き残る事業者は2つであると述べていた。

一つは世界一、業界一位のサービス提供ができる金融機関。
それともう一つは顧客に寄り添い顧客を知り尽くした金融機関。
後者は多少ノウハウやスキルが劣っても生き残ると述べていた。

実際に事例を挙げると。
・稚内信用金庫
・但陽信用金庫
・東邦銀行
等は法政大学大学院の政策創造研究科、坂本光司研究室でも際立った取り組みを

行って地域の支持を得ている。学ぶべき金融機関と言えるだろう。

但陽信用金庫の桑田理事長が16日開催される、日本でいちばん大切にしたい会社大賞の授賞式で、[人にやさしい経営]のタイトルで講演する。
えっ、こんな銀行があるんだ、わが町、市にもあればと思うだろう。
また、東邦銀行は授賞企業だ。

写真はネット等から。

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