人を大切にする経営、中国でも広がっています
おはようございます。大切経営学会中部支部事務局の諸戸です。
本日は「中国でも広がる人を大切にする経営」というテーマで投稿いたします。
坂本先生ご自身も台湾や中国などに出張されて講演をされますが、ここ2年くらい前から、中国企業家団体が坂本先生の講義を聴講したい、と来日しています。頻度としては3か月に一度くらいでしょうか。
団体人数は10人~20人で、中には著名な企業の役員も含まれています。中国人企業家はとても熱心で、講義は2時間ほどですが、その後の質疑応答では活発な議論が交わされています。
また、先生の書籍も以下の4冊が中国で翻訳されて出版されています。
・日本でいちばん大切にしたい会社1
・日本でいちばん大切にしたい会社2
・ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社
・逆風を追い風に変えた企業
読後の評点も高く、どのネット書店でも5段階中4点台後半の評価を得ています。コメントも好意的で、感動した、これこそ企業の果たすべき使命だ、といった内容が多く投稿されています。
このブログでもよく登場する浙江省義鳥市の双童ストローでは、「逆風を追い風に変えた企業」の第一章「元気印中小企業の17の特長」の内容をチェックリスト方式にまとめ、自社の幹部とともに、セルフチェックをして実践的に活用しています。
すでにいい会社ですが、経営者自身がもっといい会社になろうと、熱心に勉強し、経営改善に活かしておられます。
先日、同じ浙江省の永康市に出張し企業視察を行いました。日中人本経営比較をテーマにした視察でしたが、永康市でも社員とその家族を大切にする経営を実践する企業が複数ありました。そのどれもが、永康市を代表する企業で業績もいいようでした。
坂本先生もおっしゃるように、人を大切にする経営は、日本だけでなく世界のいい会社にも共通するものではないかと感じます。
中部支部としましても、中部地区での学会活動に加えて、皆様と相談しながらではありますが、日中のいい会社同士の交流を促進していければと考えています。
人を大切にする経営学会中部支部事務局 諸戸和晃
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