ネコ
野口具秋です。
いつもの通り、駅からバスに乗り、バス停から裏の小道を自宅に戻る。
暗闇でネコとすれ違う。
暇なこともあり、呼び止めると、彼女は「ニャー」と、
人なつっこく長い尻尾をピンと立てて擦り寄ってきました。
私と同じように時間を持て余しているに違いない。
そのうち喉を鳴らし寝転がってしまった。
東北にある田代島が有名だそうです。
ネコ好きが年間1万人くる。
人口80人の島に92匹のネコが終日のんびりと、
あちこちで思い思いのスタイルで過ごしているのだそうです。
フェリーが1日3本しかないため、島内の民宿にとどまり、
心行くまで気に入ったネコと過ごすことができます。
マイアミから海路上の道路を疾走すると、
米国最南端の島・キーウエストがあります。
ヘミングウエーの「老人と海」を執筆したところで知られた島です。
同時に偉大な作家は大のネコ好きでも知られています。
その子孫が、今でも邸内で大切に守り飼われていて、
6本指のネコがいることでも有名です。
残念ながら対面はできなかったのですが…。
近所のうどん屋の軒先に4~5匹の猫が何時もはべっています。
野良猫の家族と見えて、何年も声を掛けるが、
今なお無視され続けています。
親猫は特にこれでもかという位、目つきと顔が悪い。
呼び掛けると、ソッポを向き逃げ出す。
昨夜はどうしたのか、少し優しい目で座っていました。
この気違いじみた夏の珍事に違いないと思っています。
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