経営理念報告会

 水曜日担当の鈴木(良)です。

 本日、ボアソナードで開催された「中堅・中小企業の経営理念とその浸透に関する調査研究」研究成果報告セミナーに参加しました。会場は、ほぼ満員の盛況ぶりでした。

 坂本教授による概要報告に引き続き、ゼミの小林さん他3名の調査研究員による事例発表、その後、(株)坂東太郎の青谷社長、新日本製薬(株)後藤社長による記念講演が行われ、最後に、イノマネの後藤准教授によるまとめ、本プロジェクトに携わった坂本ゼミ生はじめ研究員の紹介がありました。

 その中で、青谷社長の講演は、起業時からの自らの体験を生々しく語る迫力溢れるものでした。社訓 親孝行「人間大好き」が生まれた背景、「あきらめない」「本気」で真っ向から難局を乗り越えた話、従業員の大量離職から気づいた「従業員を幸せにする大切さ」、「有難う」の言葉は「感謝」で帰ってくる、等々自らの貴重な体験があったからこそ、当社の理念には「魂がこもっている」ことを実感した次第です。

 青谷社長は、現在「家族レストラン」1号店の準備を進めています。水商売から外食産業と呼ばれるまで40年かかったそうです。その先にあるには「幸せ創造産業」と社長は言います。その第1歩として、家族の「きずな」を深める「家族レストラン」の展開があるようです。どんな感動を与えるレストランになるのか今から楽しみです。

 素晴らしい報告会に参加者は心洗われて帰ったのではないでしょうか。関係者の皆さんお疲れ様でした。

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