納涼会

野口具秋です。

年に4~5回もやっているし、数十年間も続いているので、
まったく新鮮味はないのだが、40人位集まってくる。
よく飽きないなと陰口を言う輩も多い。
今回のステージは池袋でカラオケルームのような個室居酒屋で、
この程度の収容は軽い。
3時間飲み放題のロングラン、高校時代の夏の恒例イベントです。

スターは6月に脳梗塞に倒れ、3週間前に退院、
奇跡の生還を果たしたK君・終身幹事長その人です。
現代医学の進歩は脅威を齎しました。
まったく後遺症なしだそうです。
3時間以内のTPA治療が必要です。
半世紀に迫る煙草を止め、生還への感謝を表しました。

元気な連中です。早い時間に集合して
数時間カラオケを楽しんできたというのが11名もいたのです。
ゴルフも年間数回開催されているようで、
カラオケ同好会も時間の問題でしょう。
隣同士数人で、昔話やきわどい話も開けっぴろげに笑いに打ち興じます。
堂々とした彼女の話しぶりが若々しく映ります。

かなりの連中がいなくなりました。われわれも次の店に席を移します。
S君が一昨年夭折したMさんが
憧れのマドンナであったことを話し始めました。
彼女にそのことを告げ握手をしました。
寡婦であった彼女は素晴らしい思い出を胸に、
天国で待つ夫の胸に旅立っていったことでしょう。

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