本当に大切なものは目に見えないものばかり
200年住宅の近代ホームの松本祐会長の言葉。
「あいうえお」を大切に生きていくことが肝心だと説かれています。
あ 愛
い 命
う 運
え 縁
お 恩
本当に大切なものは目に見えないものばかり。
実際、これらの言葉はお会いする理念経営者からよくお聞きします。
例えば運
伊那食品工業の塚越寛会長は視察させていただいた際に「運がいい人は人生の賭けをした人、そして、その賭けは人を幸せにする動機があった。」とお話をされていました。
例えば縁
川越胃腸病院の望月智行院長は、「いったん出来た縁は大切にすること。他がいいからと聞いて、今通っている病院を不満がないのに変えてしまってはいけない。」と、新規顧客になる可能性がある、これまで他の病院にかかっていた患者を初診の際に諭していました。ものすごい良心だと感じました。
例えば恩
沖縄教育出版の川畑保夫会長は、「恩返しすることは当たり前、受けた恩に感謝して次の人につなぐ恩送りの精神が大切」と教えてくださいました。さすが和道経営の実践者だと唸らされました。
例えば愛
ライブレボリューションの増永寛之社長は、「現代の企業で大切なのは「情報の共有」よりもむしろ「感謝の共有」「愛の共有」だと考えます。」と語り、共感した何万もの学生が同社にエントリーをしています。
そして、命。
人はとても大事な事実を忘れて生きています。自分の命は自分がつくったものではないという事実です。自分の命は両親の愛によって与えられたものです。人として生まれ命を授かりました。
自分の命が自分のものだという考えで行動することは自然の摂理に反する生き方ということになります。この世に生かされているということを常に意識して、命が喜ぶ生き方をしていくことが一人ひとりに宿されているのです。
それが宿命です。
このことに気づかされると世界観が変わってきます。
目に見えないものの大切さがとても重要になってくる心の時代。漠としてとらえどころがありませんが、これからは心の経営を見える形にしていくことが出来た企業が輝いてくることになるでしょう。
そのチャレンジがこれからの経営革新のテーマといっても差し支えないものと存じます。
ふたたび近代ホーム松本会長の言葉・・・
「あいうえお」を大切に心がけて日々過ごせば、その後には、必ず「か」がついてきます。
「か」はお金です。
う~ん、痺れました。
小林秀司
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