四国へ恩返し
四国地域イノベーション創出協議会主催先進企業視察会に同行して未来工業、伊那食品工業に行ってきました。
ネッツトヨタ南国の元会長の横田英毅相談役と僭越ながら私がツアーのコーディネートをさせていただきながら、四国経済産業局や地元の優良企業と巡るという贅沢な内容でした。
今回、お会いして頂けたのは、未来工業は創業者の山田昭男相談役、伊那食品工業は塚越寛会長と最高の視察機会となりました。
四国は、こういう企画を行政が主催するということで、いかに意識が高いかお分かりいただけるものと存じます。
これまで四国で行政の方々やいろいろな経営者、社員の皆さんにお会いしてきました。
とてもお世話になりました。
皆さん本当に心のある人たちばかりでいつも自分の励みとなりました。
いつしか四国へ恩返しをさせていただくことが出来ないだろうかと考えるようになりました。
日本の経済成長を支え、大きな雇用を生んできた輸出依存型製造業で赤字決算が相次ぎ、全国で工場の閉鎖や縮小計画も明らかになり、企業城下町などでは動揺が広がっているということがニュースで報じられています。
いよいよ輸出依存型製造業が「悪い会社」に転落しているという現実がここへきて赤裸々になってきたようです。
構造的に限界がきている仕組みに雇用を依存している限り、特に地方はこれからも安定は望めません。
ここ数年で大きく社会の基軸が変わる可能性が高くなってきているのです。
独自性とそれを支える人間力で、景気の変動に影響されない健全経営体質を本気で実現すべき時が訪れてきているものと認識しています。
機が熟してきました。
今こそ、これまで培ってきた「人を大切にする経営」を実現するための理論や方法論、そして具体的なノウハウなど、持てるすべてのものを四国の皆さまに還元し、地域に強くて優しいを増やすことに貢献させていただきたいと考え、以下の企画をさせていただくことを決断いたしました。
『人を大切にする経営実践ワークショップ in四国 「2割企業」創出プロジェクト』
満身の力を込めて企画しました。
四国から日本の企業社会を変えていきたい本気で思っております。
http://www.keieijinji.com/seminar/shikoku/shikoku_project.pdf
本企画では、ギフトエコノミーの社会的実験も行っていきます。
どんな出会いやドラマが起きるのだろう・・・
間違いなく自分の人生で最高のステージになることは確か・・・
ワクワクです。
小林秀司
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