今年の夏、兵庫県豊岡市に本社がある中田工芸株式会社様を視察させていただきました。中田工芸様は木製ハンガー等を製造販売している会社で、東京にショールームがあるということで、今回、訪問してきました。

ショールームの場所は、地下鉄青山一丁目の改札に直結している青山ツインビル西館の１階です。日本のファッション界の中心にあり、ハンガーでおしゃれな空間を演出しています。

「NAKATA　HANGER」というブランドを確立されており、ショールームにはさまざまなハンガーが展示されています。価格は千円台のものから3万円を超える高級品まであります。

パーソナルユースだけではなく、結婚式の引き出物や入学・入社の祝い品などの贈答品・記念品としても人気があるそうです。ハンガーに「福（服）を掛ける」と意味を持たせて、縁起物としての価値を高めているのです。

中田工芸様のカタログに「洋服が帰る場所」という表現があります。一日着てお世話になった洋服にブラシをかけ、洋服に合ったハンガーに掛け、大切な洋服に感謝する。このような気づきをいただきました。

お忙しいところご対応いたたきました中田社長様、ありがとうございました。（岡野）