クールジャパン・スピリッツ

野口具秋です。

会津坂下(ばんげ)町はTVドラマで湧く会津からも遠い。
町外れの畑の中に、
春日八郎「別れの一本杉」の歌碑がポツリと佇んでいる。
作曲家、船村徹の出世曲だ。
冬は2米の雪に埋まる豪雪のへき地だ。
ところどころに凝る雪の里で偶然に見つけた。
高い一本杉が遠くから眺めることができる。
私以外誰一人いない寒々とした景色だった。

中園さんと夢中で話をしている。
荒尾クンが目を白黒させている。
昭和30年代の歌謡曲の話を聞かされても
わかる訳がありません。
優しい彼は辛抱強く立ち去りもしないで付き合います。
相撲と野球は日本人の教養です。
知らずして、日本人を通過してはなりません。
落語も日本人の笑いの文化です。
嵌っています。志ン朝は天才だったのです。

中園さんは留まることが無い好奇心と向上心の主です。
白煙を吐いて、甲高い汽笛音高く、
力強くエッサエッサと走るD51です。
NHKラジオ講座のテキストが次々と出てきます。
英会話、歴史小説が挑戦課題です。
柳家権太楼の「代書屋」をライブで聞いた強者です。
岡野さんが直ちにスマホで検索です。
好奇心では負けていません。

福島県浜通り塩屋岬、昭和の歌姫・美空ひばりが
長期入院後、渾身の復活の楽曲「塩屋岬の舞台です。
作曲は舩村徹が提供、旋律、情感漂う名曲です。
聞けば聞くほど情景が浮かびます。
岬で歌碑が迎えてくれます。
多くの人が足を止め流れる曲に聞き惚れています。
今なお不滅のひばりはクールャパン・スピリットです。

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「クールジャパン・スピリッツ」への1件のフィードバック

  1. 野口さん
    おはようございます!
    んんん・・・・・・・・、皆さんで会津に行かれているということですか?
    昭和32年生まれですので30年代歌謡曲は多分テレビやラジオで聞いて板と思います^_^;