ブラック企業×ブラック社員
M1の染川憲一です。
さて巷で話題の ブラック企業という言葉、
この言葉の対になっているのが、ブラック社員です。
このブラック企業とブラック社員の構図を知るには
この言葉の定義が必要です。
ブラック企業=違法と知りながら、違法行為を行っている企業
ブラック社員=労働を提供せずに権利のみを主張する社員
さて、あなたはどちらが強いと思いますか?
本当はここで議論をしたいのですが、
結論は、労働者の圧倒的な勝利になります。
それは、日本の法律では労働者は労働基準法
によって守られているからです。
従って、企業ばかり マスコミはフォーカスして
ブラック企業を取り上げますが、
それは本質論ではなく、
ブラック社員の巧妙な手口を 公開すべきでしょうね。
しかし、マスコミはそのような情報は面白がらず
大企業を題材にブラック企業大賞などと揶揄するケースが見受けられます。
これは一方だけの主張に基づくものであり、
本来そのような情報は適正ではありません。
従って、マスコミの一方的な情報を真に受けないように
このブログをみている人はご理解を頂きたいと思います。
経営者であれば、100%法律にあって経営をしているということは
まずないでしょう。
これは中小企業よりも、大企業の方が実は深刻です。
それは株価に連動しますから。
つづく
労働関係法規は、立場的にどうしても弱い労働者をある程度保護する社会的法規としてあります。今の労働市場環境において強者は企業です。
なお、ブラック社員に対して誠実に対応しなければ、ますます炎上してしまいます。労働組合、とくに企業内組合でない労働組合の存在は、一定の緊張につながるので必要であると考えます。社長も人間ですから間違えることありますので。労務監査といってよいでしょうか。
相互不信のギスギスした社会や、人を大切にしない企業の報道により、ブラック社員(?)と思われる社員が出てきたのかもしれません。
もちろん、労務を提供しないというのも問題ですから、ある程度細かい契約をするというのも一つかもしれません。これは、外国人や海外生活の長い日本人と仕事をする上でも役立ちます。
<太>ブラック企業の存在は、まともな企業にとっても邪魔なもの太>ですので、まじめな経営者もブラック企業撲滅のために労働者団体と手を結んで一緒に動いていただきたいと思います。
竹島様のご意見に賛同します。もっとも、まだ議論の途中のようなので、染川様の論にはしばらく注視してみたいと思いますが、現時点の論立てに対して率直に感想を言うと、正当な権利を主張する労働者といわゆるブラック社員と言わざるを得ない人たちとを同列にして論じられている感が否めません。坂本研究室のブログにおいて、少し意外に感じています。