心はどこにあるか
M1の小林です。今週のお仕事からの話題で失礼します。
月曜日に全盲の弁護士、大胡田誠さんをお招きして第41回富士市福祉大会を開催しました。
大胡田誠さんは著書に「全盲の僕が弁護士になった理由」があり、テレビやラジオに出演しているため御存知の方も多いと思います。
講演内容は、12歳で視力を失いながらも弁護士を志し、8年の苦学を経て司法試験に合格するまでの困難に立ち向かっていった物語と現在の家族との幸せについてでした。
光を失っても絶望せず、軽やかに笑いながら生きて、どんな逆境にあっても、人生を楽しむことを諦めない大胡田さんの生き方に魅了されていく来場者の変化は、ステージの袖で大会の運営管理をしていた私にも、その空気感が伝わってきました。
大胡田さんは「心というのはどこにあるのか。脳にあるのか、心臓にあるのか。否、人のことを考えた時、思った時、その人と自分との間にできる温かい気持ちが心である。日本中の人が誰かのことを思えば日本中が心で満たされる」と分かりやすい表現で会場に語りかけました。
利己的な人や世の中を批判しつつ、今からすぐに、簡単にできる日本中を幸せにする道筋を示していただきました。
小林さん
こんにちは!
人それぞれが、全ての事に感謝することができる心を持つことができると素晴らしい世の中になりますね。
目が不自由になっても、心の持ち方次第で大胡田誠さんのような考えになることができるように精進していきたいです。
用事があったので大会はパスして、大胡田さんの講演だけ聞きました。
「障害者差別解消法」の施行が待たれます。