限界集落を”集楽”に「美作市上山集落」に注目!

 みなさんこんにちは。 岡田です。

 今回は、私の祖母が生まれた岡山県は美作市の
 限界集落再生モデルをご紹介したいと思います。

 その場所は美作市の「上山地区」です。

 岡山県北部の中山間地に位置し、8300枚約100ヘクタールの
 棚田が広がっていた農村地帯です。

 しかし高齢化と担い手不足により棚田の荒廃が広がり笹や葛が
 生い茂りその景観が著しく損なわれていました。

 その美しかった棚田を再生しようと、6~7年前より都市から若者
 が移動して上山に住み、少しずつではありますが棚田が再生し
 つつあります。

 その棚田再生を通じた都市農村交流や、外部人材の定住に向けた
 新たな事業の構築などにより、この4年間で延べ3500人の都市
 住民が上山を訪れ、農業体験や棚田再生の活動に参加していると
 いいます。

 昨年では、色々なプロジェクトが発足され、安倍昭恵首相夫人も
 上山を訪れたといいます。 
 
 耕作放棄地再生においては全国から注目されるモデル地域となって
 います。

 関心のある方は、各メディアやHPでも取り上げられている件数も
 増えておりますのでご確認いただけると思いますが、私も田舎育ち
 なのでこの動きには少々驚きです。
 田舎がどの様な場所かは理解できます。

 その場所に、夢・希望、魅力を感じて集まる若者が存在する事です。

 無価値に思われがちだった山間の集落の自然の豊かさそのものが、
 付加価値となりうる時代になっています。

 目的・目標に社会性があり、それだけでなく彼らには「面白い」と
 なります。 スローライフではありません。
 山間部で最先端の事をしようと考えているのです。
 
 「ある地域に不足しているものが、他の地域では十分に(ないし
 過剰に)存在している」という事実。

 「足りないもの」は、夢のような手の届かない存在ではなく、少し
 空間的に移動すればいくらでも存在していたりする。
 
 どうやら「田舎からニッポンが変わる!」ようです。

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