人財塾1期生OBOG懇話会~佰食屋からの学びレポ
人を大切にする経営人財塾では、2期生が最後の発表に向けて佳境に入っている頃ですが、すでに昨年修了した1期生も、定期的に有志が集まっては勉強会をしたり、いい会社を見学させていただいたり、ついでに懇親会でワイワイ意見交換・情報交換をしています。
先日も10人以上のOB・OGが参加して、懇話会を開催。課題図書として、中村朱美氏(佰食屋代表)著「売上を、減らそう」を事前に読み、意見交換を行いました。この著作と佰食屋については、すでに人財塾生の松久氏より詳しく紹介されていますので、ご参照ください→ https://yaplog.jp/sakamoto/archive/11306
意見交換会では、世代間や男女などでの価値観の違いという面から見る向きもありましたし、会社によって理想の社員像は異なるといったことも、これまで学んできた他のモデル企業と比較しながら意見を出し合いました。
私は会社員なので、経営について学びつつも、雇われる者の視点を大事にしています。「会社・仕事は自己実現の場であって、社員の成功なくして会社の成功なし」とは、弊社の会長の信念で、私自身は社員として共感していますが、そんなにガツガツしたくないなぁなんて方もいらっしゃるでしょう。そのような価値観の持ち主が、すなわち怠けものや劣る人ということはないですし、価値観や幸福感が多様化する現代において、いろんな働き方を選べるといいなと感じています。働き方が時間や形態だけでなく、価値観の違いにも選択肢が出てきたら、もっと多くの人が胸を張って、仕事も人生も楽しめるかも。佰食屋の採用基準は、多くの会社では低評価になりやすい人にも、生き生き働けるチャンスを提供しているのではないでしょうか。ダイバーシティって、心身の障碍や、性差、年齢だけじゃないと思うのです。「人を大切にする」ということは、「他人(ヒト)の幸福感や価値観を大切にする」ことであってもいい。そんな学びの時間になりました。
次の1期生懇話会は、3月の予定です。今回は参加できなかったメンバーにも集まってもらって、また有意義な時間を過ごします♪
人を大切にする経営学会人財塾1期生 橋本 和世
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