頭で勝ってから行け! イメージこそがすべて!

母は、くよくよ、めそめそする私に

「あーもうダメだぁー、と思うと本当にそうなる。どんなにどん底でも夢を見て、よーしヤルゾー、と思うと本当に夢が叶ってそうなる!お母ちゃんはどん底こそやる気満々になるんだ!」と私がもの心ついた頃からずーっと母に教えられてきました。母は私の最初のメンタル コーチです。

「念ずれば花開く」昔の日本人はこのことを漠然と知っていたようです。良いことを念ずると実現する。反対に、「人を呪わば穴二つ」悪い心には悪いことが起こる。日ごろから心をきれいにしましょう。何となく子ども心に教えられてきました。

メンタルは、宇宙飛行士らが、宇宙空間でも一人で平常心を保って地球と同じく思考、行動することができることを目指して、発達発展してきたそうです。

オリンピック金メダリストは、最新の脳科学による方法でメンタルを鍛えていると聞きます。

頭で勝ってから行け! イメージこそがすべて!心的創造をしてから後に、物的創造がある!私はこれを原田式メンタルで習いました。

先日、テレビ番組で、浜野製作所さんの物語が放映されており、浜野社長の来し方に大変に心を動かされました。

坂本光司先生は著書「人に喜ばれる仕事をしよう: 感動、感激、感謝される会社のつくり方」に、浜野製作所さんを書いておられます。

テレビでは、浜野製作所さんの工場が全焼し、資金繰りの目処が立たず、八方塞がりの失意のまま、社長が仮工場に戻ると、たった一人の社員の金岡さんが夜遅くに黙々と、金型を磨いていました。

「もう給料が払えないんだ」と社長が言うと「私はやめないです。社長と仕事がしたいから」と金岡さんは答えました。

浜野慶一社長は、この時、どん底で、たった一人の味方の金岡さんから、勇気100倍の言葉をもらったのではないでしょうか。

また、浜野社長と金岡さんが、「カラフルでお洒落な社屋を建てよう!」と夢をイメージを描きながら金型を磨きながら笑い語り合うシーン、居酒屋で夢を語り合うシーンが、印象的でした。

明るく光り輝いている未来、幸せを分かち合っている私たち、をイメージしてみると、今の心が感じている苦しさも溶けていき、心が楽になります。

五感でリアルに夢や理想像を描くと、潜在意識が応援をしてくれて、脳はその実現の方に舵を切っていきます。

頭で勝ってから行け! イメージこそがすべて!まずはイメージを描き心的創造! 物的創造はその後に来る。イメージが本当に本当に大事なんですね!

浜野製作所、浜野社長さまから、大事なことを教えていただきました、感謝です。

(人を大切にする経営学会 本田佳世子)

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