判断の物差し
このように先が見えない混とんとした世の中にどう生きたらよいのか、みんな、自分と向き合いながら、こっちに行った方がいいのか、あっちに行った方がいいのか、はて、とどまっていた方がいいのか?
よくわからない時も多いのではないでしょうか?
かと思えば、直観に従ってスーッと、迷わずにご自分の道を楽しそうに、走り抜ける人もいたりして、全く、このような時代は、どんなスタイルで行けばいいのか、基準が分かりません。
そんな時、坂本先生は何て仰ってたかな? と振り返ると、
「動機は正しいか正しくないか 自然か不自然か」で、判断されるとよい、と坂本ゼミによく仰っていられました。
私などは、心にやましさがあるときなど、「これやっちゃってよいかな?」迷い、坂本先生のものさしの「動機は正しいか正しくないか 自然か不自然か」にあてはめてみてどうだろう? と一応、考えます。
しかし、「私は三流だから、まっ、こんな塩梅の正しさ、こんな割合の自然さがあればいいかな、えへへ」と、師匠の基準を、適当に捻じ曲げてしまうことが多く、恥ずかしいです。
この物差しの目盛りは、ちゃんとしないといけないのかなあ? とため息をついてしまいます。
みなさまも、坂本先生の、この判断の物差しを覚えて、脳内に携帯されてみてはいかがでしょうか?
坂本ゼミ生だった方々は、きっと携帯されておられると思います。
(人を大切にする経営学会 本田佳世子)
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