No182記憶に残る経営者の言葉82 株式会社マコセエージェンシー(鹿児島県鹿児島市;総合広告代理店)五十嵐 芳明社長(当時)

今回は、【第9回日本でいちばん大切にしたい会社大賞授賞式】において記念講演をされた株式会社マコセエージェンシーさんから記憶に残る経営者の言葉をお伝え致します。

2019年3月22日金曜日に法政大学で行われました。

講演では、広告代理店である同社のサービス;オリジナル会葬礼状の作成過程を中心にお話を伺うことができました。

以前伺ったお話では、五十嵐社長がどなたかの葬儀に参列した帰り道、“最寄り駅のごみ箱に捨てられた会葬礼状(一般的なテンプレート化された文章)を見たこと”が、オリジナルという同社独自のサービスが始まるきっかけだったと伺いました。

“同社にはライターさんが100名以上いて、そのほとんどが女性”

“ライターが、大切な人を亡くされた方へ数分間のお電話をして、1~2時間程度以内にオリジナル会葬礼状の原稿をまとめる、そんなお仕事”

“毎日約300件の会葬礼状の受注”

ご遺族への電話では、これ以上ないと言えるほど全神経を集中させ、言葉だけではなく電話から伝わってくる空気・息遣い・お相手の心の中にあるあらゆる情報を五感で感じとり、伝えるべき大切な事柄を見つけ出していくのです。そして最後にはお相手の中に何かを灯して電話を終える、そんな崇高なお仕事でした。

同社のHPを是非ご覧ください。

https://www.macose.jp/funeral/index.html (会葬礼状サイト)

以前に投稿した記事は 株式会社マコセエージェンシー記念講演【番外No51 第9回日本でいちばん大切にしたい会社大賞授賞式から】 です。このブログ内を検索してご参照ください。

***補足***

この投稿では「法政大学大学院 政策創造研究科 坂本研究室」や「人を大切にする経営学会」での経験をもとに毎週火曜日にお届けしております。個人的な認識をもとにした投稿になりますので、間違いや誤解をまねく表現等あった場合はご容赦いただければ幸いです。(人を大切にする経営学会会員;桝谷光洋)

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