もったいないボランティアプロジェクト
先日買い物に出かけた際、ショッピングモールで”もったいないボランティアプロジェクト“という一般社団法人の事業所を見つけました。
日本国内でまだ使える不用品を引取り、1コンテナあたり100万円という料金設定で海外へ販売、その収益を孤児院の設立や寄付へと繋げるような活動をしているそうです。
日本国内の“不要品”には質の高い物が多く、“USED from Japan”ファンから人気があるのだそうです。
寄付の受け付けは家具や使用済みの食器まで大小様々で、昔ながらの大型婚礼家具が特に人気があるのだとか。また、ミャンマーでは「ワンカップ大関」の空き瓶がとても人気があるというのも興味深かったです。ガラスが分厚くて落としても割れない丈夫な点や、”大関“という名前が相撲を連想させるブランド感があり、日本で一般的に売られているようなグラスよりもずっと価値があるそうです。
衣類のリサイクルでは、校章や名前の入った体操着もオリジナリティがあるという理由で人気があるらしいです。景品類も日本のものは品質がよく人気があるので寄付を受け付けています。
事業所の方が活動について色々教えてくださり、所変われば価値観も変わるという新しい発見が非常に面白く、ついつい長居をしてしまいました。
また、”もったいないボランティアプロジェクト“の活動は海外支援をするだけでなく、そのリサイクルの国内作業の過程で、障害を持つ方の就労支援にも繋がっています。
全ての関わる人が楽しみながら、世界規模でゴミを減らせるような活動はこれからますます必要になってくると改めて考えさせられました。
人財塾4期生 ㈱日本レーザー 江田 弥生
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