人財塾での学び、五方良し経営の継続

人財塾5期生の石川です。来年度も6期生として7人目が入塾予定です。さくら住宅にとって「人財塾」は感謝の気持ちの大切さを再認識し、人として成長させてくれる最高の学び場です。この素晴らしい機会を与えてくださった経営陣に感謝申し上げます。

人財塾の講義では毎回気づきを与えて頂いています。一月講義では青葉総合法律事務所の山田先生から法に触れなくても、セクハラ・パワハラなど「倫理」上の問題が非常に重要になっている事、そして人を大切にする経営では「理念」が重要になってくる事、その「理念」を就業規則や定款などに落とし込み、言語化していく重要性を教えて頂きました。さくら住宅ではブレる事のない「経営理念」と言語化されている「行動規範」が当てはまると思いました。何度も何度も読み返し、体に染み込ませていき、新人や後輩にしっかりと伝えていける先輩になっていきたいと思います。

沢根スプリング株式会社の沢根先生からは昨今の値上げ、円安でどうしても仕事が「効率化」「平均化」になっていき、仕事の楽しみが減っている事。非効率で大変な仕事にこそ「楽しみが詰まっている」と教えて頂きました。私はどうしても効率化にばかり目を囚われてしまう事が多いので、学びが多い講義でした。さくら住宅でも非効率な仕事(小工事や難しい工事)にこそ仕事の楽しみ、醍醐味が詰まっていると思います。効率的な仕事・非効率的な仕事どちらも大切に、大変で辛くても、楽しみがある働き方をしていきたいと思いました。

 弊社では6月に、経営陣の一新が行われましたが、創業者二宮相談役の経営理念「リフォームを通じて社会のお役に立つ会社になる」と「五方良し経営」は変わることなく継続していくことを新経営陣も明言しています。

新体制の五方良しに繋がる弊社の新しい取組を3点紹介させて頂きます。

①昇給の前倒し(4月1日⇒1月1日)②「物価高騰特別手当」として2022年10月~2023年3月まで毎月1万円を支給。③社外社員(協力業者)に対する取り組みとして、令和5年10月よりインボイス制度が実施されることに合わせて社外社員に対して増収となるよう施工費の改定。

この1月にはユニクロが大幅な賃上げでマスコミに大きく取り上げられていますが、大企業と違い、中小企業にとって値上げ・賃上げは容易な事ではなく、創業者の意思を受け継ぎ、人財塾で学んだ経営陣が熟考を重ねて社員と社外社員を大切にする取組を決断・発表してくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。また坂本先生のご尽力もあり、弊社の取り組みも上記の3点だけでなく賃上げサイクルのケーススタディとして日経トップリーダー(2023年1月1日発行の第460号)に掲載して頂きました。この決断に恥じないよう、私達社員・社外社員はお客様や地域社会に対して最大限の仕事で恩返しをしていきたいと思っております。

人財塾5期生 株式会社さくら住宅 石川 亮太

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です