人を大切にする採用活動を目指して。
人財塾6期生、村田ボーリング技研の村田浩康です。
いつも父が皆様に大変お世話になっております。
ありがとうございます。
本日より5期生よりバトンを受け取り、
毎週水曜日は6期生が投稿を続けて参ります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
わが社の採用についてのあり方が変化したお話です。
7年ほど前は「いかに入社してもらうか」というあまり、
学生の前では会社の自慢ばかりでした。
アットホームで…
みんなイキイキ働いていて…
しかし、実際は泥臭い話ばかりです。
これでは人生をかけて就活をしている学生諸子に不誠実ではないか。
理念経営を目指すと決めた私たちが、
そんなことでいいのか。
仲間と議論を重ね、
たどり着いたのはこんな結論でした。
もう自慢はやめよう。
後ろめたくない採用活動をしよう。
むしろ課題感を前面に出して、
それでも一緒にいい会社を作ってくれる仲間を募集しよう。
そこからは、合同説明会で会社説明をやめました。
より良い就職活動をするにはどうすればいいか、
学生の皆さんと共に考える時間にしました。
終わってから「一体なんの会社なんですか?」と聞かれてもめげません。
個別の会社説明会でも自己分析のワーク優先で、
会社の話は少しだけ。
更にその先の選考も「働くこと」について、
深く考えるだけの中身にしました。
“関わる人すべての安心と幸福を実現する”
わが社の理念に基づいた採用を目指しました。
結果、そこに共感してくださる、本当に素晴らしい人財と出会うことができました。
涙を流して「来てよかった」と言ってくださる学生さんもいました。
また、選考途中でご縁がなかった学生からも、
「御社の選考のお陰で、無事に内定をいただくことができました」と、
お礼のご連絡をいただくこともありました。
世の為人の為の実践をしていけば、必ず還ってくる。
私たちが信じた道は間違っていない。
私自身が感動を頂きました。
これも人を大切にする経営の実践のヒントを、
坂本先生から教えていただいたからです。
今後も、理念を実現した採用のあり方を求めていきます。
人財塾6期生・村田ボーリング技研株式会社・村田浩康
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