相手の理解力に合わせる大切さ

人財塾6期で学ばせていただいている日本レーザーの野村です。

先日、社員から「後輩の指導に困っている」と相談が入りました。後輩に丁寧に説明しても後輩はその業務を進められず、繰返し説明しても覚えてもらえない状況が続いたので、指導することから遠ざかってしまっているという話でした。

自分も同じ壁に多々当たってきましたが、15年前に「日本でいちばん大切にしたい会社」の書籍で日本理化学工業株式会社を知り、衝撃を受けた話をしました。それ以降、「相手の理解力に合わせて」を意識して自分なりに試行錯誤し、いい方向に向かってきていることを社員に伝え、「自分もサポートするから一緒にやっていこう」と話したところ、しばらく沈黙があった後に「自分が至らなかった点に今気づき、すごく反省しました」と話してくれました。すぐに気づいた社員を誇りに思うのと同時に、自らも相手の理解力に合わせることを意識して行動していこうと強く思いました。

昨年12月に日本理化学工業株式会社を訪問する機会に恵まれ、相手の理解力に合わせた施策が現場の至るところに施されており、大変感銘を受けました。

学びから行動に移すことが大事と肝に銘じて、今後も学びを実践に繋げていきます。

(もっとちいさな黒板ふき スクールシリーズ)

人財塾6期生・日本レーザー・野村弘之

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