第4回草加でいちばん大切にしたい会社大賞

今年で4回目を迎える「草加でいちばん大切にしたい会社大賞」の表彰式が2月7日に草加市で行われます。審査委員として草加の優良企業を訪問、審査させていただておりますが年々レベルが向上していることに驚かされます。

当初は一つの地域で毎年企業が集まるのか?とも言われておりましたが、毎年新しい会社に応募いただき、その数も年々増加しており、市内での認知度も向上しています。さらに、草加で賞を受賞した会社が、レベルアップを目指し日本でいちばん大切にしたい会社大賞に応募いただくことも毎年のこととなってきました。

草加においても行政、支援機関、各団体、専門家にて審査委員や事務局は構成されています。ただ、大きな力を発揮していただいているのが、地域の中小企業支援機関である草加商工会議所の皆様です。賞に落選した企業の改善点などに対し、既存の支援制度を活かして改善、次年度に再応募いただくような取り組みを行っていただいています。

以前、障がい者雇用の取り組みが足りずに落選された会社に対し雇用の促進、就労支援施設などからの物品購入取次など、きめ細かくサポートを行ったことで本年、賞を受賞される会社があります。このような具体的取り組みや改善が行われよりその会社が良くなっていくことは地域密着の支援機関が関与していることによる大きな成果だと思います。地域で人を大切にする経営に触れる場や取り組みを支援する機関があることでより多く、確実に人を大切にする経営を実践する会社を増やすことができる証明になると確信しております。

(人を大切にする経営学会 事務局次長 水沼 啓幸)

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