さらに一歩前へ~人財塾の学びを生かす

経営人財塾6期生の株式会社天彦産業の脇本です。

大阪市内で特殊鋼・ステンレスの加工販売を行っています。

さて、昨年1年間は坂本先生の教えと素晴らしい仲間と学ぶことができ、本当に有意義な年となりました。いい年をして社会人学生もあったものかな、と当初は疑問も持ちながらも、入塾式を迎えましたが、塾の空気感と講義の内容の濃さにすぐに夢中になっていきました。

せっかくの機会なので、イベントにはできるだけ参加し、多くの経験を積んでいこうと決め、実際に足を運んだところでの学びや刺激はとても大きいものでした。

講師の先生方のお話に刺激を受け、合宿や企業研究での企業訪問などを通して、それぞれの企業の苦しみやそれを乗り越えてきた話は、その度に自らの未熟さを痛感し、もっと学び、努力しなければいけないと自省をするいい機会となりました。

講義の中では、坂本先生が繰り返し言われていた「あり方」が大事だということ、目的、方法、結果の中で「目的」が最も重要だということを強く意識するようになりました。頭ではわかっているつもりでしたが、実際に投げかけられるとまだまだ理解が浅かったと認識を新たにすることができました。

当社は「制度より風土」「お互い様経営」が社内でも浸透していますが、形だけの当たり前になっていないかどうか、「あり方」として正しいかどうかは常に気をつけていかないといけないと思います。「あり方」を軸に判断していくべきことを部下を含め周囲にも伝えていき、共通言語化したいと思っています。

また、坂本先生の日常での振る舞いや実際の行動を教えてもらうことで、一歩踏み出す勇気を学び、いつもなら躊躇してしまう視覚障がい者の方への声掛けもできたことは大きな財産となりました。

同期メンバーとは、講義、ゼミ活動、合宿、懇親会の場面で同じ時間を多く過ごし、たくさんの刺激を受けることができました。この出会いに感謝するとともに、引き続き末永く付き合っていくことができればと思っています。

このような機会を与えてくれた会社に感謝するとともに、大いなる気づきをくださった坂本先生、コーディネータの先生、6期の仲間に心から感謝したいと思います。 この1年間でいただいたこのご恩をお返ししていくべく、これからも人を大切にするいい会社を1社でも増やすことができるように社業と併せ、学会活動にも力を入れていきたいと思っています。

人財塾6期生・株式会社天彦産業・脇本裕正

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