ドリプラ2024⑬ ドリプラ懇親会での壁打ち  

ドリームプラン・プレゼンテーション2024

プレゼンター根本が掲げたタイトル名は、『世界最高峰空撮プロジェクト』

友人のカメラマン・山本直洋さんが、モーターパラグライダーを背中に付けて地上を飛び立ち、最高峰の山の上を飛んで空撮する。ドローンではダメなのである。プロの写真家が、一瞬の風景に感動を抱いてシャッターを押す。その写真家の感動が写真となり、写真を見る人たちに感動が伝播する。そんな山本さんの語りを聞いて、私が感動した。その写真集を早くみたい。だから、空撮プロジェクトを応援するため、ドリプラに出場しようと決意した。

ところが、彼のチームである『世界七大陸空撮プロジェクト』のメンバーから、ドリプラに出場することで、自分たちの世界観がゆがめられる可能性があるとして、ドリプラとの連携を断られた。これは自分にとって大きなショックだった。もう、山本さんのプロジェクトを応援できなくなる。私はドリプラ出場を断念した。

すると、運営事務局から、「山本さんの夢ではなく、根本さんの夢を描き直していただき、ドリプラでの発表をあきらめないでください」、と連絡がきた。山本さんと相談し、発表内容を変えてプレゼンター挑戦を継続することとなった。

山本さんとの掛け合いのシーンを縮小し、自分の仕事である大学生との就活支援のシーンを増やした。山本さんの世界初の挑戦する姿を、社会に飛び出そうとする大学生に見せつけ、学生自身が自分の生き方を見直す機会にした。

9月支援会では、前月から内容を変えたプレゼンを行った。支援会でのフィードバックはそこそこの評価をいただいたつもりだった。ところが、支援会の後の懇親会で、皆で勢いよくビールを持ち上げ、高らかに乾杯をした瞬間に、一人の女性から真顔で叱られたのだった。                 

「ねもちゃん、違うよ。もっと自分の話をしなよ。私は写真家の話を聞きたいんじゃない。私はねもちゃんの話を100%で聞きたい」という。ビールの最初の一杯の感激が吹っ飛んだ。

人の応援をすることこそドリプラなのではないか?           自分の話とは何か?

ここから進路が大幅に変わって行く。                (人を大切にする経営学会:根本幸治)

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