同じ志でいい風土の会社に

人財塾の6期と7期でお世話になりました株式会社ハチオウの森雅裕です。弊社は、化学物質に関わる産業廃棄物の処理業者です。創業50年が経ち老朽化してきましたが、都内2つの処理施設、都心部3つの物流拠点を、約100名の社員さんたちと共に営み、化学系廃棄物に伴う社会課題の解決に取り組んでおります。

「私たちは同じ志で繋がっています。」
卒塾後に同期の施設見学会で、株式会社坂東太郎様を訪問した際、その懇親会の席で青谷洋治会長から頂いた言葉です。本当にその通りだと思いました。私たちは、互いに世代も、生い立ちも違い、仕事も住む場所も違います。それなのに、一年間の人財塾を通じて家族のような絆が自然と育まれています。なんと素晴らしい環境なのだろうと、感謝の気持ちや幸せな気分に満たされます。素直な心でそのような風土の会社になりたいと思いました。                              

私は、単純な事しかできない、不器用な経営者です。ですから、人財塾と同じ事を、同じ様にやってみようと思いました。「感動エピソード」を全員で輪読すること、家族会、誕生日のお祝い、「いい会社」の様々な事例を学ぶこと、非価格経営や障がい者雇用などについてのグループワーク、ダイアログ・イン・ザ・ダークの体験学習、NPO法人六星様のマグネット販売などに取り組んでいます。恥ずかしながら、入塾前は障がい者の雇用は0人でしたが、現在は技術職と事務職で2人の雇用を継続させていただくことが叶いました。人財塾とご指導いただいた先生方や社員の皆さんのお陰です。こうした急ハンドルを切るような取り組み方は、私の独りよがりなのだと思っています。しかし、実践を繰り返す中で、人財塾で得られた志の浸透や広がりを、少しずつですが感じるようになってきました。とりわけ人財塾に参加し、同じ体験を積んでくれた2名の役員は、同じ志で繋がってくれているので、その存在は大きいと感じています。長年、困難な事として取り組んでこなかった障がい者雇用への道を進んで開いてくれたのも、7期生として共に入塾してくれた役員でした。

ハチオウの社風も、人財塾と同じ志で繋がる「いい風土」の会社になりたいと思っています。そのために、私自身が同期の皆さんと共に、引き続き研鑽と実践を積んでゆきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

人財塾7期生
株式会社ハチオウ
森雅裕

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