おとうふ
野口具秋です。
法政大学大学院フォーラム21は2ヶ月に1度開催されます。今回は3月13日でした。今回の講演のテーマは「とうふ」でした。演者は家業を嫌い古里・愛知県高浜市から脱出、 結局5年後に舞い戻り稼業を継ぐことになる。どうせ継ぐなら日本一のとうふ屋になってやると勢い込むがさっぱりダメ。四苦八苦・悪戦苦闘・五里霧中の大変な苦労をされて、やっと現在があるとうふ工房いしかわ・石石川伸社長の講演です。
とうふといえば福井県永平寺町の幸伸食品の久保社長がピンとくるが、石川社長はご存じでした。18年間増収を記録、かつては、2丁98円の安売り豆腐で無国籍大豆と凝固剤で固めた値段勝負ではどこも相手にしてくれなかったそうです。
3千万円の年商が、今や30億円になる勢いで、10年後の目標は国産大豆の1%使用、2万トン以上使用、金額にして300億円の売上げ目標というからすごい。こだわりは1丁150円の高いとうふ。顔が見え美味しいもを届けること、生産者と顔がみえ、旨い安全安心の心を伝えることにすべてを注ぐのである。
父親の墓がある埼玉県寄居町にも有名な豆腐屋がある。運が良ければ「おから」が好きなだけ持ち帰ることができる。これで作ったおから料理は滅法美味い。
お彼岸も近い。久し振りに大阪から母親が墓参に来る。早めに出かけることにしようと決めた。(
初めまして。
お豆腐の材料で、おからの味が変わるとは!
そりゃそうですよね。絞りカスなんですから。
参考になるお話、ありがとうございました。