富士丸が逝く

木曜日担当の高澤です。

たぶん日本でもっとも有名な犬だと思うけど,富士丸が死んでしまったそうです。最近ブログの更新がないと思ったら,昨日の日記で筆者がコメントしていました。特に弱った様子もなく,まだ7歳だったということで非常に残念です。

http://fujimaru.blog16.fc2.com/

うちももちろんひとごと(犬ごと)ではなく,必ずいつかいなくなってしまう時が来ます。そういうことを考えて不安になるとき,僕はこまちよりずっと前に出会った下記の文章を思い出すことにしています。

「人というものはあっけなく死んでしまうものだ。人の生命というのは君が考えているよりずっと脆いものなんだ。だから人は悔いの残らないように人と接するべきなんだ。公平に,できることなら誠実に。そういう努力をしないで,人が死んで簡単に泣いて後悔したりするような人間を僕は好まない。個人的に」

もちろんこれは人に限ったことではなく,自分の大切なものに置き換えて考えることができます。僕はずっとこの言葉を胸に生きてきました。

だから,もしこまちに万が一のことがあっても,何があっても受け入れて自分の中で消化する覚悟でいます。中にはそれを「キレイゴトだ」という人もいます。でも,たぶん僕にはそうすることしかできないんじゃないかと考えています。

キレイゴトであろうが偽善であろうが,僕には現実を受け入れて何とかその後の人生を生きていくことしかできないと思っています。納得できるかどうかは別の問題なので,もちろんわかりませんけどね。

最後になりましたが,富士丸の飼い主が一日も早く笑顔で日記を再開できるようになることを祈っています。本当におつかれさまでした。

富士丸の魂よ,安らかに眠れ。ステキな飼い主でよかったね。

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「富士丸が逝く」への2件のフィードバック

  1. びっくりしました。ショックです。しばらく富士丸サイト見てなかったので。仕事中なのに涙が出ました。富士丸くんには会ったこともないのに、もう画面で会えないと思うと悲しいです。動物って亡くなると、天国で同じ種類の者同志が一緒にいるんですって。ハスキーとコリーのたくさんの仲間と天国で幸せに暮らしていくことを願います。出逢いがあれば必ず別れがある、それがこの世の定めです。だから生きている間にお互いを思いやることが大切なんだ、って改めて思いました。富士丸くんに合掌。

  2. いやー,ほんと僕もびっくりしました。「いつか富士丸人気を超えるこまちブログを作ってやる」とか思っていたのに,もう超えられなくなってしまったのが残念です。
    こまちも向こうに行ったら仲良くなれるといいんだけどね。でもあんまり考えたくないなー。