火曜日代表の立石です
火曜日の立石です。
土曜日の修士論文の中間報告を無事に終えてホッとしました。それでツイツイお酒を飲み過ぎて日曜日は廃人のような1日を過ごしてしまいました。
本日はコンビニで、週刊ダイヤモンドが「ゼネコン消滅列島」というタイトルの特集をやっていたので買ってみました。
中間発表の際に、「建設業の農業分野参入」について触れた通り、その分野に少なからず関心があります。関心といっても「面白そう」という程度のもので、論文を詰めていく過程で農商工連携分野に絞ってくべきだなと感じたのですが、ついつい欲をかいて建設業分野にまで手を広げてしまいました。
雑誌を購入して読んでみると、建設投資の半分以上を公共事業が占める道県が17もあるそうで、これらの道県では「公共事業が唯一の地場産業」と自虐的な表現を用いられている様です。この様な厳しい現状の中、来年度には更に17%の予算が削減される為、年明けから建設業の倒産が再び増加すると言われています。これまで公共事業に依存してきた体質のツケが周ってきたのだと言えばその通りですが、もはやこの問題は他人事で済まされる問題ではないと思います。
この様な背景から建設業の新分野進出が促されているという訳です。勿論、補助金狙いの見え透いた新分野進出は良いと思いません。手段と目的を完全に履き違えています。しかし、動機はどうであれ、「建設業の農業分野参入」の成功率は低くても魅力的なビジネスが生まれているのも確かですし、公共事業に依存した建設業者が自律していく為の杖だと思えば、十分に意義のある行為ではないかと思っています。
「建設業の農業分野参入」に関しては複雑な問題が絡み合っていてとても難しいですし、まだ入り口の段階ですので、今後考えが変わるかもしれませんが、現時点では「建設業の農業分野参入」に関して僕はポジティブなイメージを持っています。いずれにせよ、この問題に関しては、(この問題に限らず)もっと勉強しなければならないと考えています。まだまだ世間知れずの青二才ですので、見当違いな事を言っているのかもしれませんが、どうか温かい目で見守っていただければと思います。
(全国で恥を晒さぬよう誤字脱字がありましたら、こっそりと訂正していただけると幸いです。)
完
立石さん
こんばんは。
建設業の農業参入には小生も大変興味を持っております。
既に調査されてご存知かもしれませんが、広島県にある平和建設の岡田社長はその分野ではかなり先駆者的な活動をされてます。
社長という肩書きではなく、お客様係りという肩書き等、経営者としても立派な方ですので、もしご存知でなければ一度ご訪問されてみては如何でしょうか。
岡田社長の記事のURLです
http://www.doyu.jp/topics/posts/article/20090323-131250
おせっかいかもしれませんが、参考になればと思いコメントさせて頂きました。
M・K様
コメントありがとうございます。
岡田社長の記事を拝見いたしました。
M・K様がおっしゃられる通り、岡田社長様は「農業分野参入」の先駆者であるだけでなく、立派なお考えを持つ経営者であるという印象を受けました。機会さえあればぜひお話を伺いたいと感じました。次回のゼミので、報告し皆様と話あってみたいと思います。
素晴らしい情報をいただき、大変うれしく思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
立石