がんばる中小企業・日本の未来

月曜担当 小松です。

金~土曜日と熱海の温泉へ。以前から畑違いでありながら、参加させていただいている、ものづくり系元気な中小企業の社長様の勉強会です。お泊まり研修会は、4年前の長崎視察以来のものでした。

4年前の長崎視察はハウステンボス近くに、関東圏から長崎県のオファーによって工場進出をされた、お仲間の企業さんの視察でした。
地方は、行政も一生懸命で、進出に先立、条件も有利だし、なにより眠っている豊富な人材に驚いたと社長様を仰有っておいででした。
長崎の帰り、同時機タイの新工業を完成させたばかりの社長様のお話になり、来年はタイへ行こう・・とはりきっていたのがですが、予期せぬリーマンに端を発した大不況。
タイ訪問どころではないといった状況になっておりました。

そして、今回。
みなさん。めちゃくちゃ元気なのです。
17名参加、その全員がリーマン様・様・だと口にするのです。
「こんなに儲かっちゃっていいのかな?きっといつか落とし穴があるって思っていたから」
「派遣さんには辞めて頂く事になってしまったけれど、本来うちは社員主義だった事を思いだして、全員営業でのりきれた」
「おかげで事業承継ができ、自分は新しい本来やりたかった開発に専心している」
「新事業を展開したら、それがあたった。今は本来業務とシェアが逆転している」
「自動車から皆が離れていくので、逆にそこをせめたら、他の会社がやらないので独占的になった」
「社員評価制度があり、組合も合意で評価がひくいとパートに降格というのがあるが、危機感が手伝って社員のスキルが格段にあがった。業績もアップした」
「銀行融資が望めないので、とにかく資金をかきあつめたら、お金があまってしまった。結果、手形決済をやめる事ができた。」

すごいでしょ~。起きた出来事をまさに前向きにとらえて、乗り越えている姿。大変に勇気と元気をいただきました。まさに、いつも教授が仰有る、外的要因を業績悪化のせいにしない。そのままでした。

梅と桜の美しさもさることながら、やる気を一杯いただいた2日間でした。

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