CSR 就活生の企業選択基準に
就職先を選ぶ際、企業の社会的責任(CSR)を意識する
学生が増えているそうです。
9割近くが「企業選択をする上でCSRという視点は必要と
答えたといいます。
就職難ということが叫ばれている環境下にあっても、規模
やブランドで就職先を選択しない大学生が増えているという
ことです。
完全に時代の変革期にあることを感じさせるニュースです。
先頃、坂本ゼミでは『価値ある企業の指標化プロジェクト』に
取り組み、雇用創出に積極的な1400社といった優良企業群
に対してアンケートを行い回収しました。
CSRを重視をしている企業が好業績という関連性が出てくる
のではないかと期待しているところです。
学生は、本業と結びついたCSRを評価しており、本業とかけ
離れたCSRはイメージに強い影響を与えないようだと記事に
あります。
CSRもこれ見よがしにやっている企業に対しては学生たちは
そっぽをむいていることがうかがえます。なかなか最近の若者
は本質を見極める力がついてきていると感心させられます。
こうした学生が感嘆するようなCSR活動をしている企業は、
企業の存在理由や目的意識が明確で理念経営をして人を
大切にしている企業であることはまず間違いないでしょう。
そういう企業に優秀な人材が集中し始めているのです。
その結果ますます、人本主義の企業が存在感を増してきます。
いい方向へ進んでいると思います。
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