前回の解答

だれもコメントしてくれず寂しい限りですが、前回のなぞなぞの答えです。

↑これは防空壕の入り口なのです。
こんなものが東京のど真ん中に残っているのです。
ひっそりとわが国の歴史を語っています。

終戦間際に突貫工事でつくったという話を祖父母から聞いたことがあります。
我が家の庭には異常に盛り上がった場所がありますが、それはここを掘ったときの残土が集積された跡だということです。

コンクリートで入り口は固められ現在では中に入ることはもちろん出来ません。
しかし、私が小学校の頃、上のマンション建築の際にボーリングが地下水の水脈を破裂させてしまい、急遽コンクリートを壊し、壕の中から修繕するという工事が始まりました。

もう子供たちは興味しんしんです。

親からは入っていけないときつく言われていましたが、ある晩、兄らと探検を決行しました。

真っ暗な中、幾本もの懐中電灯とおでこにつけるヘッドライトの灯りをたよりに、即席少年探検隊は、びしょ濡れになりながら奥へ奥へと進みました。
まさにスピルバーグの映画の世界です。
この時のことは私の人生でも絶対に忘れられないシーンのひとつです。

中は、驚くほどのすごい広さで道が何本にも放射していきます。
五反田や恵比寿方面まで範囲は広がっているものと思われます。
ある場所は明らかに司令部として使用が想定されていたような形跡がありました。本当に本土決戦するつもりでいたのでしょう。

ここも戦場になっていたかもしれないと思うととんでもない時代を経て今の平和があるんだということをこの壕口を見るたびに思い起こします。

ゼミでは知覧に行く計画が浮上していますが、さしずめこの壕口は私にとってマイ知覧なのです。

先の大戦で散った英霊たちのためにも
私たちは、いい国をつくらなければならない。

本気でそう思います。

(:月曜担当;小林秀司)

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