高齢者施設の家族懇談会に出席して

  4月8日の授業が始まってから、約1ヶ月余りが経ちました。その間、無欠席を誇っておりましたが、昨日の午前中の授業はやむなく欠席とさせていただきました。

 その理由は義母が入所している特別養護老人ホームの第1回目の家族懇談会があったからです。
義母が入所している施設は昨年度7月にオープンし、もうすぐ開設1年を迎えますが、その間、運営トップである施設長の変更が複数回あり、その他、マネジメント職の方々の退職も少なくなく、さらに巷から漏れ伝わってくる話しでは事故が多い等々。福祉施設の評価を仕事としている私には経営問題が透けてみえてきます。

 私も家族の一員として、意見交換の場面では挙手をし、発言してきました。最初に、日頃の現場職員の母に対する支援に感謝を述べるとともに、施設側に具体的施策を挙げながら「情報公開」についてお願いしてきました。
 その後、何人ものご家族から「言いたいことを言っていただいてありがとう」と言われました。どうやら、高齢の家族にとっては、言いたいことがあっても、どのように伝えたらよいのか、どこまで伝えたらよいのかわからずにいた方も少なくなかったようです。また「現場職員は一生懸命頑張っている」ことを施設幹部に伝えたのですが、会に同席していた看護・介護職員から「ありがとうございます」と言っていただきました。

 家族の中には、最初から施設側の落ち度を責めるようなもの言いの方もおられ、途中、緊迫する場面もありました。 
「相手の心を動かし、行動変容を促すためのコミュニケーション技法」を活用するにあたって最も大切なポイントは、「心から」相手の成長・発展・幸福を願うことで、これなくして効果を発揮することはできないと思いますが、日常の中ではつい感情に押し流され、難しいことかもしれませんね。

『ちっちゃいけど、世界一、誇りにしたい会社』に「日本中に人にやさしい経営、温かい経営、愛のある経営が広がっていく。そして日本が弱者にやさしい、人にやさしい社会になり、世界に愛のある製品やサービスを発信することで世界の人々の幸せに貢献していく。そんな未来を心から願っています」(256頁)と、坂本先生の思いが述べられています。

 坂本ゼミの一員になれた身でこの文言にふれると、坂本ゼミの一員としての誇りを持つとともに、先生が目指す社会に向けての決意がさらに喚起されます。
       
 それでは、皆さま、来週までごきげんよう   Yumi.O

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です