優良個店、商店街視察
水曜日担当へ異動となった鈴木(良)です。それにしても暑いですね。
11日の祝日、坂本先生の「商店街活性化論」の受講生を中心に総勢約20名で、商店街と個店の現地視察を行いました。もちろん先生も一緒です。
最初に訪問したのは、竜ヶ崎市にあるクーロンヌジャポンたつのこ山店です。併設されているイタリアンレストラン「ピッツエリア」の朝礼を視察後、テラスデッキでコーヒーをいただきながら田島社長のお話を伺いました。若い店長とスタッフによる、少しぎこちないが真剣味あふれた朝礼が全てを物語っている気がしました。社長の人材づくり、チームワークづくりが見事に実践されていました。その後、お店でパンを購入。繁盛店だけあってさすがにおいしいパンでした。
東京に戻り、次の訪問地は「巣鴨地蔵通り商店街」です。ちょうど秋の「どんがら市」で大変な賑わいでした。組合事務所で木崎理事長からお話を伺いました。ご承知の通りこの商店街は「おばあちゃんの原宿」と呼ばれ25年になりますが、中高年の女性にターゲットを絞り込んでいる点に特徴があります。また、古い、汚い、ださいを大切にし、古き良き日本の町を彷彿させます。時間が無く、買い物は次回の楽しみとしましたが、木崎理事長の男意気に元気をもらいました。
最後の訪問は、亀戸天神社のそばにある船橋屋本店です。創業以来205年の老舗で、門構えも落ち着きがあり、店内には吉川英治が書した看板が掲げられています。沢山のお客様のいるなか、わざわざ席を確保して下さり恐縮する中、名物のくず餅をいただきながら、渡辺雅司社長のお話を伺うことが出来ました。「くず餅一筋まっすぐに」の言葉通り商品で勝負する姿勢が伝わるとともに、老舗でありながら、若者に人気のある職場づくりを目指している社長の姿勢が伝わってきました。沢山のお土産を買ったことはいうまでもありません。
移動も含め、忙しい1日となりましたが、皆さん充実した時間を過ごせたのではないでしょうか。今回の視察旅行の段取りをしていただいた坂本先生、長池さんに改めて感謝いたします。
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