振り返り

高橋です。
今年の振り返りをしてみたいと思います。
大学院での学生生活もあっという間の2年間でした。

1年目は、自分の専門領域を深めるため関連分野の
授業をたくさん履修しました。

2年目(今年)は、1年目の学習の方法をがらりと変え、
さまざまな企業の視察、研究にお伺いさせていただく機会を
グンと増やしました。現場主義ですね。

その中で得た僕なりの気づきは、「良い経営に正解はない」という
ことでした。
これは、日本経営品質賞委員会が作成したアセスメント基準書に
書かれている言葉です。

また、僕は、当初企業を視察して訪問数が増えていくごとに
袋小路に入っていくような感じで、非常に心の中の葛藤で混乱してしまったことを
よく覚えています。

例えば、「自社のことでもっとやるべきことがあるのに他社を見ることに時間を使ってしまっていいのか」などという葛藤です。

また、当初は、視察した先の経営者の話を聞くときに、ただ漠然と見て、ただ漠然と話を聞くということで時間を過ごしてしまっていたので、自分なりの型で企業を 分析するという視点が欠けていました。

だからせっかく訪問したのに、成功の要因も失敗の要因もよくかわらないまま、
あーいい話を聞いたな―と終わってしまっていたのです。

このことも反省し、企業を視察したときの自分なりの型を持ち、分析する方法を体得しました。これによってどんな企業を訪問しても、学びを得ることができるようなったのです。

中身は、アセスメント基準書に書かれている演繹法と帰納法が入り混じった経典のような文言ですが、アセスメント項目をあげてみますと下記のようなものです。
・経営幹部のリーダーシップ
・経営における社会的責任
・顧客・市場の理解と対応
・戦略の策定と展開
・個人と組織の能力向上
・顧客価値創造のプロセス
・情報マネジメント

このフレームワークで企業を分析して、自分なりに頭の中で
その企業の組織プロフィールを作ります。

そして、顧客価値を中心とした経営の考え方を持っているかどうか。
つまり、顧客本位、社員重視、独自能力、社会との調和を経営の枠組みとして
どのように追求しているのかを見ているのです。

もちろん、このメソッドは、僕が考えたものではなく、
MB賞がベースになっていて、海外では、国家品質賞として、
活用している国もあります。

実際に僕らの会社もこのフレームワークで
経営品質の向上を目指しています。

最後になりますが、来年のテーマを少しだけ。
個人的には、いい会社の共通項は充分整理できたので、
来年は、過去の失敗を学ぶということで、
さまざまな企業の失敗を学習してみたいと思います。

そこから見えてくるものは、なんだろう。
サン・テグジュぺリ曰く、
大切なものは、いつだって、目には見えない~
とあるしね。

成功したものは見えるけど、
特に日本においては、失敗したものは、見えない。

長くなりましたので、この辺で。
皆様、来年もどうぞ、よろしくお願い致します。

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