成長

野口具秋です。

台所から音がします。6時とワイフは機嫌よく応えます。
八潮に住む娘夫婦と琴クンの処に行く差入れの食事の準備です。
この前は急用でしばらく出掛けた間に、琴クンと娘二人は
あらかた食べ尽くし、しけたネタの寿司しか残さなかった。
心配して旦那のために沢山作るのだという。
女系家族のようです。

混むかも知れないので早々に出発する。
まず大きなプレゼントを忘れないように。
グラタンだのお稲荷さんだ、餃子やローストチキンを二人で
ワッサワッサと積み込みます。
あまりにも順調に車が流れます。
近くから連絡すると「まだパジャマ状態」、「散らかっている」
というので「毎度のことさ」、と軽く受け流して到着を急ぐ。

前回から人見知りが激しくなった一歳半の琴クンは
機嫌よく迎えてくれるだろうか。
大きなプレゼントの袋を見よがしに見せると、父親の陰に隠れ泣き出す。
まずい。誘惑に負けたのか、プレゼントを指差し泣き止む。
勝負あり。天晴れ。われ、大いに安堵し、平穏を取り戻す。

夢中になって遊び始める。
身長の半分はある、おもちゃを抱え上げては足の上に落とし顔をしかめる。
「はい」と「美味しい」と頭を掻くことしかできません。
意地悪に、テレビをクッションで何度も視界を遮ると「しつこい!」
とばかりに、クッションに乗っかり、小さな両手で叩いて平にします。
赤ちゃんから子供になりました。

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